Workbench のジョブを停止そして再開する
はじめに
Workbench ジョブを停止する理由は、さまざまです。 例えば、クエリの実行が長引いていたり、ジョブがエラー状態で止まってしまった場合などがあります。 ジョブが止まってしまうと、キューも滞り、「既にキューに入っています」というメッセージ発生の原因になります。この記事では、ジョブが止まってしまうことの理由よりも、その問題を解消し、他のジョブが実行できるようにする方法について説明します。
単一のジョブを停止する
単一のジョブを終了する(そしてそれにより、他のジョブの実行を残しキューを維持する)には、そのジョブが関連付けられている Windows プロセス ID(PID)を割り出す必要があります。
-
Workbench を開き、左のペインでジョブを選択します。
-
そのジョブの DataSet ジョブの詳細ペインが開くので、ジョブ ID の隣の番号を確認します。
以下の例では、ジョブ ID は 440 です。
-
もっとタブをクリックし、ログを見るをクリックします。
ファイルエクスプローラのウィンドウが開きます。
-
名前別にソートし、ステップ 2 で特定したジョブ ID の入った一連のログを探します。
-
そのジョブ ID の付いた最新のログを開きます。ジョブが止まっているなら、そこは今日の日付になっているはずです。
-
ログファイルの各行のログデータの前にある番号を書き留めておきます。
以下の例では、その番号は 20396 です。 これが PID です。
-
スタートボタンをクリックし、Windows リソースモニター検索して開きます。
-
概要タブで、CPU バーを展開します。
-
PID でソートし、ステップ 6 で書き留めた PID を探します。
スレッドは Workbench.DataCollector.exe という名前になっています。 -
この行を右クリックし、プロセスの終了を選択します。
これにより、関連する Workbench ジョブが終了します。
Workbench の全てのジョブを停止する
これはより簡単な方法で、Windows Workbench サービスを再起動します。
-
スタートボタンをクリックし、「services」と入力します。
-
サービスで、「Domo Workbench」を探します。
-
「Domo Workbench」を右クリックし、再起動を選択します。
これにより、実行中の全ての Workbench ジョブが終了し、キューに入っているジョブがクリアされます。 ジョブは、手動で実行するか、または再実行がスケジュールされるまで実行されません。 例えば、15 分単位のスケジュールで実行されるジョブがある場合は、このサービスを再起動すると、ジョブは 15 分経過後に実行されます。