Workbench 4 で DataSet を結合する
Workbench 4 のDataSetは、SQL クエリの記述で結合させることも(ODBC と OLAP DataSet の場合のみ)、またルックアップ表を使って JOIN を作成し(全ての DataSet タイプ)結合させることもできます。 このトピックでは、ルックアップ表の使用に焦点を置きます。 ODBC と OLAP DataSet 用の SQL クエリの記述に関する詳細は、ODBC データに接続すると OLAP キューブに接続するを参照してください。
Workbench 4 では、プライマリDataSetと結合させるDataSetは「ルックアップ表」です。 ルックアップ表は、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。それを行わないと、結合ができません。 ルックアップ表のDataSetとプライマリDataSetは、一致する固有値を持つ単一の列(「キー列」)が両方になければなりません。つまり、両方の列の値は同じである必要がありますが、どちらかの列に重複する値があってはなりません。 さらに、合致する列の名前は異なっている必要があります。 (必要に応じてWorkbenchで列の名前を変更することができます。)キー列が一致したら、両DataSetから全ての列を結合し、新しいDataSetが作成されます。 このようにして DataSet を結合することは、SQL における LEFT JOIN と同じです。
以下の例では、この方法でユーザーが 2 つの DataSet をアップロードし、結合しています。 「注文#」と「注文番号」の列を一致させました。2 つめの DataSet は1 つめの右に表示されています。
ここで更に一歩進んで、会社情報を提供するための3つめのDataSetを足すこともできます。
そして、重複している「注文番号」と「会社 2 」の列を削除します。 最終的に結合したDataSetは以下のように表示されます。
ルックアップ表を使用してDataSetを結合するには、
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WorkbenchのアカウントペインでプライマリDataSetを選択します。
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Workbenchウィンドウ上部のボタンツールバーの変換グループで新規に追加をクリックします。
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変換タイプメニューで、ルックアップ表を選択し、次へをクリックします。
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終了をクリックします。
このDataSetジョブの変換の下に、ルックアップ表アイテムが追加されます。 -
変換の下に新しくできた、ルックアップ表アイテムをクリックします。
ダイナミックオプションパネルの中に、ルックアップ変換オプションが現れます。
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ルックアップソースDataSetメニューで、プライマリDataSetと結合させる予定のDataSetを選択します。
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ここで選択するDataSetは、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。
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ルックアップソースキーメニューで、プライマリDataSetの列と一致させる予定のルックアップソースの列を選択します。
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プライマリキーメニューで、一致する列を選択します。
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(オプション)ルックアップソースが存在しない時にWorkbench にエラーメッセージを表示させるには、ルックアップが存在しない場合はエラーをオンにします。
注記:ルックアップ表の列で、プライマリ表の列と同じ名前がある場合は、その名前を変更する必要があります。 これを行うには、DataSetジョブにスキーマを選択し、宛先の列で必要に応じて変更します。 必要なら、含めるでその列のチェックボックスをクリアすることもできます。 - Workbenchウィンドウ上部、ボタンツールバーの DataSet ジョブグループで保存するをクリックします。
Domo で DataSet を結合する方法に関しては、準備を参照してください。