Workbench 4 で Excel データに接続する
はじめに
Workbench 4 では、Excel DataSetジョブを作成することができます。 データソースタイプにExcelを選択する場合、接続したいExcelシートの場所を指定し、そして使用したいデータのセル範囲を設定することができます。
トレーニングビデオ - Workbench 4 を使ってファイルをアップロード
Workbench 4 で、CSV と Excel ファイルをアップロードする方法を学びましょう。
パート 1 (全 4 パート)
パート 2 (全 4 パート)
パート 3 (全 4 パート)
パート 4 (全 4 パート)
注記:この製品トレーニングビデオは、Domo のお客様とクライアント様のみを対象としています。
Workbench 4 でExcel DataSetジョブを作成するには、
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Workbenchウィンドウ上部、ボタンツールバーの DataSet ジョブグループで新規に追加をクリックします。
Workbench DataSet ジョブ作成ウィザードが開きます。 -
(条件付) 要求されたら、Domo サーバーを選択します。 (この画面は、Workbench に 1 つ以上のサーバーがあった場合のみ表示されます。)
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DataSet ジョブ名フィールドに、DataSet ジョブの名前を入力します。 これは、Workbench で表示されるジョブ名です。Domo にアップロードされた DataSet 名ではありません。
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DataSet 名フィールドに、DataSet 名を入力します。 これは、Domo にアップロードされた DataSet 名です。
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更新方法メニューで、更新する方法を選択します:
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更新時に、DataSet を完全に入れ替えたい場合は、DataSet を置換を選択します。
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更新データを既存のデータに追加したい場合は、DataSet に追加を選択します。
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トランスポート方法メニューで、ローカルファイルプロバイダー、外部プロセスファイルプロバイダー、または FTP/SFTP ファイルプロバイダーを選択します。
注記:JIRA 接続プロバイダー、ODBC 接続プロバイダー、OLEDB 接続プロバイダーは Excel のジョブでは有効ではありません。
これらトランスポート方法の詳細は、以下のとおりです:トランスポート方法
説明
ローカルファイルプロバイダー
自分のマシンまたはネットワークドライブからファイルを選択することができます。
外部プロセスファイルプロバイダー
サードパーティのアプリケーションを使って自分のローカルマシンにデータを引き込むことができます。
FTP/SFTP ファイルプロバイダー ファイルを FTP、SFTP (SSH-FTP) または FTPS (FTP-SSL) 経由で取得します。 -
次へをクリックします。
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データソース メニューで、Excel を選択します。
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DataSet タイプフィールドに、ドロップダウンから DataSet のタイプを選択するか、あるいはカスタマイズされた名前を入力します。
ここで選択または入力する DataSet のタイプは、ジョブ実行後の Domo の Connector タイプに反映されます。ヒント:DataSet タイプを選択する際は、データを提示するのに使っているデータリーダーではなく、何を表しているのかユーザーがわかるようなものにすることを推奨します。 例えば、ツイッターのデータを含んでいるExcelシートに接続するとします。 この場合は、Excel ではなく「ツイッター」を選択するのがベストです。Domo で表すのは、Excel ではなくツイッターから来ているデータだからです。 -
(オプション)DataSet の説明フィールドに説明を入力します。
注記:これらの設定は、ウィザードで全てのステップを完了した後でも、トランスポート方法以外は、DataSet ジョブのソースパネルで変更することができます。 -
次へをクリックします。
アカウントペインの現在認証されているサーバーのジョブリストに、Excel DataSet ジョブが新規に追加されます。 -
今ジョブリストに追加されたばかりのExcel DataSet ジョブで、ソースを選択します。
ファイルトランスポートとExcelデータソースのオプションを設定するためのパネルが開きます。
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(条件付き)以下のいずれかを行います:
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トランスポート方法にローカルファイルプロバイダーを選択した場合...
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ファイルパスフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークから Excel ファイルを選択します。
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トランスポート方法に外部プロセスファイルプロバイダーを選択した場合...
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プログラムの実行可能ファイルフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークから実行可能ファイルを選択します。
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(オプション) 引数がある場合は引数フィールドに入力します。
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出力ファイルパスフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークの出力ファイルパスを選択します。
出力パスのファイルタイプは、Excel である必要があります。
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トランスポート方法に FTP/SFTP ファイルプロバイダーを選択した場合...
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サーバーフィールドにサーバー名を入力します。
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ポートフィールドにポート番号を入力します。
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ユーザー名およびパスワードにサーバーの認証情報を入力します。
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プロトコルを選択します(FTP、SFTP または FTPS)。
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(オプション)SSL 証明書がある場合は(SFTP と FTPS のみ)、必要に応じて設定します。
詳細については、SFTP ファイルプロバイダーを参照してください。 -
リモートファイルフィールドに、インポートするフィールドのファイル名を入力します。
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変更を適用をクリックします。
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データソースのプロパティペインの選択範囲メニューで、範囲タイプを選択します。
以下の表に、範囲タイプの詳細を記しています:範囲タイプ
説明
セル範囲
開始セルや終了行、終了列など、データを引き出したい Excel シートを指定します。
名前のついた範囲
リストからは名前のついた範囲を選択することができます。 この Excel ファイルで名前のついた範囲を作成したいなかった場合は、このメニューにオプションは現れません。
ダイナミック範囲
Excel シートの最後に、指定した行数だけスキップすることができます。
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以下のいずれかを実行します:
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選択範囲にセル範囲を選択した場合は...
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シート名メニューで、接続したいシートを選択します。
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開始セルで、データを引き出したい範囲の最初のセルを指定します。
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(条件付き)Workbench に、空白行または列が登場するまでデータを引き出したい場合は、空白行まで続行そして/または空白列まで続行のボックスにチェックマークを入れたままにします。 それ以外の場合は、チェックボックスをクリアし、最終行と最終列フィールドにそれぞれ最終行と最終列を指定します。
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セル範囲の最初の行に列ヘッダーがある場合は、ボックスにチェックを入れたままにします。それ以外は、ボックスをクリアします。
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選択範囲に名前付き範囲を選択した場合は...
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名前付き範囲メニューで範囲を選択します。
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(条件付き)Workbench に、空白の行または列が登場するまでデータを引き出したい場合は、空白行まで続行するのボックスにチェックマークを入れたままにします。
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セル範囲の最初の行に列ヘッダーがある場合は、ボックスにチェックを入れたままにします。それ以外は、ボックスをクリアします。 列ヘッダーは、その列のデータを参照するのに使用されるため、Domo でカードを作成する際、これは重要になります。 詳細については、DataSet 列をチャートに適用するを参照してください。
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選択範囲にダイナミック範囲を選択した場合は...
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シート名メニューで、接続したいシートを選択します。
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開始セルで、データを引き出したい範囲の最初のセルを指定します。
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(条件付き)Workbench がシートの末尾の行を無視するようにするには、終了行を無視でその行数を指定します。
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これで Domo に Excel DataSet が作成され、DataSet ジョブを実行する準備ができました。 しかし、Domo に送信する前に DataSet ジョブでできる操作はたくさんあります。 これには以下のものが含まれます: