Workbench 4 で QuickBooks データに接続する
Workbench 4 では、QuickBooks DataSetジョブを作成することができます。 データソースタイプにQuickBooks を選択すると、QuickBooks のレポートタイプを選択できるほか、会計年度や日付の単位などのオプションも指定することができます。
Workbench 4 で QuickBooks DataSetジョブを作成するには、
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Workbenchウィンドウ上部、ボタンツールバーの DataSet ジョブグループで新規に追加をクリックします。
Workbench DataSet ジョブ作成ウィザードが開きます。 -
(条件付) 要求されたら、Domo サーバーを選択します。 (この画面は、Workbench に 1 つ以上のサーバーがあった場合のみ表示されます。)
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DataSet ジョブ名フィールドに、DataSet ジョブの名前を入力します。 これは、Workbench で表示されるジョブ名です。Domo にアップロードされた DataSet 名ではありません。
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DataSet 名フィールドに、DataSet 名を入力します。 これは、Domo にアップロードされた DataSet 名です。
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更新方法メニューで、更新する方法を選択します:
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更新時に、DataSet を完全に入れ替えたい場合は、DataSet を置換を選択します。
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更新データを既存のデータに追加したい場合は、DataSet に追加を選択します。
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トランスポート方法メニューで、ローカルファイルプロバイダー、外部プロセスファイルプロバイダー、または FTP/SFTP ファイルプロバイダーを選択します。
これらトランスポート方法の詳細は、以下のとおりです:トランスポート方法
説明
ローカルファイルプロバイダー
自分のマシンまたはネットワークからファイルを選択することができます。
外部プロセスファイルプロバイダー
サードパーティアプリケーションから、スクリプトを使ってデータをDomoに引き込みます。
FTP/SFTP ファイルプロバイダー ファイルを FTP、SFTP (SSH-FTP) または FTPS (FTP-SSL) 経由で取得します。 -
次へをクリックします。
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データソース メニューで、QuickBooks を選択します。
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DataSet タイプフィールドに、ドロップダウンから DataSet のタイプを選択するか、あるいはカスタマイズされた名前を入力します。
ここで選択または入力する DataSet のタイプは、ジョブ実行後の Domo の Connector タイプに反映されます。ヒント:DataSet タイプを選択する際は、データを提示するのに使っているデータリーダーではなく、何を表しているのかユーザーがわかるようなものにすることを推奨します。 例えば、QuickBooks のデータを含んでいるExcelシートに接続するとします。 この場合は、 Excel ではなく QuickBooks を選択するのがベストです。Domo で表すのは、Excel ではなく QuickBooks から来ているデータだからです。 -
(オプション)DataSet の説明フィールドに説明を入力します。
注記:これらの設定は、ウィザードで全てのステップを完了した後でも、トランスポート方法以外は、DataSet ジョブのソースパネルで変更することができます。 -
次へをクリックします。
アカウントペインの現在認証されているサーバーのジョブリストに、QuickBooks DataSet ジョブが新規に追加されます。 -
今ジョブリストに追加されたばかりの QuickBooks DataSet ジョブで、ソースを選択します。
ファイルトランスポートとQuickBooks データソースのオプションを設定するためのパネルが開きます。 -
以下のいずれかを実行します:
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トランスポート方法にローカルファイルプロバイダーを選択した場合...
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ファイルパスフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークからQuickBooks ファイルを選択します。
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トランスポート方法に外部プロセスファイルプロバイダーを選択した場合...
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プログラムの実行可能ファイルフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークから実行可能ファイルを選択します。
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(オプション) 引数がある場合は引数フィールドに入力します。
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出力ファイルパスフィールドで省略記号 (...) をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークの出力ファイルパスを選択します。
出力パスのファイルタイプは、QuickBooks である必要があります。
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トランスポート方法に FTP/SFTP ファイルプロバイダーを選択した場合...
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サーバーフィールドにサーバー名を入力します。
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ポートフィールドにポート番号を入力します。
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ユーザー名およびパスワードにサーバーの認証情報を入力します。
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プロトコルを選択します(FTP、SFTP または FTPS)。
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(オプション)SSL 証明書がある場合は(SFTP と FTPS のみ)、必要に応じて設定します。
詳細については、SFTP ファイルプロバイダーを参照してください。 -
リモートファイルフィールドに、インポートするフィールドのファイル名を入力します。
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Workbench ウィンドウのボタンツールバーで会社のファイルを認可をクリックします。
会社の QuickBooks ファイルを認可ウィザードが開きます。 -
次へをクリックします。
QuickBooksが起動され、選択したファイルが開きます。 -
Quickbooksに管理者としてログインしていて、またファイルがマルチユーザーモードになっていることを確認してください。
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Workbench で次へをクリックします。
QuickBooks ファイルがDomoで認可されます。 -
変更を適用をクリックします。
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(オプション)Workbench でエラーが発生したら QuickBooks を閉じるようにするには、接続エラー時にQuickBooks を停止のチェックボックスをオンにします。
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このレポートタイプのラジオボタンを選択します。
プライマリレポートタイプは以下のとおりです:レポート
説明
一般詳細レポート
「顧客別収入の詳細」、「小切手詳細」、「商談中」など、様々なレポートタイプの詳細情報を表示します。 レポートの日付範囲を選択するには、開始日と終了日でそれぞれの日付を選択します。 希望する場合は、列メニューで選択することで、レポートに表示させる列を手動で設定することができます。
一般のサマリレポート
「CustomerBalanceSummary」「IncomeTaxSummary」「PhysicalInventoryWorksheet」など様々なレポートタイプのサマリ情報を見ることができます。 レポートの日付範囲を選択するには、開始日と終了日でそれぞれの日付を選択します。 また、レポートデータの日付の単位を選択することができます(例えば、データを日単位や月単位などで要約することができます)。
予算サマリレポート
貸借対照表や損益計算書のレポートを表示します。 レポートで使用する会計年度を選択することができます。
リスト
レポートをリストとして表示します。例えば、「社員」(会社の社員のリスト)、「ベンダー」(ベンダーのリスト)、などです。 この情報は日付で配置されているものではないため、日付範囲を設定したり会計年度を選択するオプションはありません。
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(条件付き)以下のいずれかを行います:
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一般詳細レポートを選択した場合は...
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一般詳細レポートメニューでサブレポートを選択します。
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開始日メニューで、レポートの開始日を選択します。
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(条件付き)更新する度、レポートに現在の日付までのデータを使用したい場合は、終了日メニューで現在の日付オプションを選択したままにします。 それ以外の場合は、レポートの最終日をメニューから選択します。
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1 回のレポートで使用する最大日数メニューに、希望する日数を入力します。 値は、30を越えてはなりません。
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列メニューで、データを取得したい列を選択します。
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一般詳細レポートを選択した場合は...
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一般詳細レポートメニューでサブレポートを選択します。
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開始日メニューで、レポートの開始日を選択します。
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(条件付き)更新する度、レポートに現在の日付までのデータを使用したい場合は、終了日メニューで現在の日付オプションを選択したままにします。 それ以外の場合は、レポートの最終日をメニューから選択します。
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次でレポート列を要約メニューで、レポートの日付単位を選択します。 これでレポートのデータの内訳が決まります。 例えば、四半期を選択した場合、レポートのデータは月や週などではなく四半期別に分割されます。
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予算サマリレポートを選択した場合は...
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予算サマリレポートメニューでサブレポートを選択します。
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会計年度メニューで、使用する会計年度を選択します。
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リストを選択した場合は...
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リストメニューでサブレポートを選択します。
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これで DataSet ジョブを実行する準備ができ、Domo に QuickBooks DataSet が作成されます。 しかし、Domo に送信する前に DataSet ジョブでできる操作はたくさんあります。 これには以下のものが含まれます: