計算を使用して Workbench 4 で列を作成する
他の列のデータに基づいた計算を作成することで、Workbench 4 のDataSetに新しい列を作成することができます。 例えば、1つまたは複数の小数の桁の値を含む列があるとします。 CEILINGまたはFLOOR関数を使用して、元の列の値を全て整数に切り上げまたは切り下げて、新しい列を作成することができます。 Workbench 4 には計算を作成するために使用できる関数が60以上あります。 関数のカテゴリには、以下があります:論理(例えばAND、NOT、IFなど)、数学(例えばACOS、RND及びSUMLISTなど)、統計(例えばAVERAGE、MAX及びSUBSTITUTEなど)、テキスト(例えばCONCATENATE、MID及びSUBSTITUTE)、さらに日時(例えばDAY、EOMONTH及びTODAYなど)。 Workbench 4 のユーザーインターフェイスで、これら全ての関数についての説明が表示されます。
選択したDataSetジョブの計算フィールドは、 計算ビルダーで作成します。 DataSetの計算ビルダーにアクセスするには、計算変換を追加します。
Workbench 4 で計算フィールドを追加するには、
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アカウントペインで、計算フィールドを追加したいDataSetジョブを選択します。
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Workbenchウィンドウ上部のボタンツールバーの変換グループで新規に追加をクリックします。
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変換タイプメニューで計算を選択し次へをクリックします。
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終了をクリックします。
このDataSetジョブの変換に、計算アイテムが追加されます。 -
変換の下に新しくできた計算アイテムをクリックします。
ダイナミックオプションパネルの中で計算ビルダーが開きます。 -
列名フィールドにこの計算の名前を入力します。
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利用可能なフィールド リストの列名と、利用可能な関数リストの関数を使用して、計算フィールドで計算を作成します。
計算に列名や関数を追加するには、リストでダブルクリックします。
カテゴリメニューで希望するカテゴリを選択することにより、カテゴリ別に関数をフィルタすることができます。 全ての関数は解説を伴っています。その関数をクリックすることで、解説を見ることができます。 また、各関数ではその適切な使用法を示しています。 例えば、SUM関数は、SUM (p1, [p2],...)として表されています。 これは、p1やp2など、参照された列の値を合計することを意味しています。 -
計算が有効であることを確認するために 検証をクリックします。
注記: 列名には非 ASCII 文字は使えません。 計算の中の列を参照するには、Column#を使います。ここでは、#は1を基準とした列の順番を指します。 例えば: CONCATENATE(Column2,Column3) -
Workbenchウィンドウ上部、ボタンツールバーのDataSetジョブグループで保存するをクリックします。
これでDataSetに、計算に基づいた新しい列が含まれるようになります。