Workbench 5でDataSetを結合する
Workbench 5のDataSetは、SQLクエリの記述で結合させることも(ODBCとOLAP DataSetの場合のみ)、またルックアップ表を使ってJOINを作成し(すべてのDataSetタイプ)結合させることもできます。このトピックでは、ルックアップ表の使用に焦点を置きます。ODBCとOLAP DataSet用のSQLクエリの記述に関する詳細は、「ODBCデータに接続する」と「OLAPキューブに接続する」を参照してください。
Workbench 5の「ルックアップ表」とは、プライマリDataSetと結合させるDataSetです。ルックアップ表https://knowledge.domo.com?cid=wb5combineは、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。それを行わないと、結合ができません。ルックアップ表のDataSetとプライマリDataSetは、一致する固有値を持つ単一の列(「キー列」)が両方になければなりません。つまり、両方の列の値は同じである必要がありますが、どちらかの列に重複する値があってはなりません。さらに、合致する列の名前は異なっている必要があります。(必要に応じてWorkbenchで列の名前を変更することができます。)キー列が一致したら、両DataSetからすべての列を結合し、新しいDataSetが作成されます。このようにしてDataSetを結合することは、SQLにおけるLEFT JOINと同じです。
以下の例では、この方法でユーザーが2つのDataSetをアップロードし、結合しています。「注文#」と「注文番号」の列を一致させました。2つめのDataSetは1つめの右に表示されています。
ここでさらに一歩進んで、会社情報を提供するための3つめのDataSetを追加することもできます。
そして、重複している「注文番号」および「会社2」の列を削除します。最終的に結合したDataSetは以下のように表示されます。
ルックアップ表を使用してDataSetを結合するには、
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Workbenchで、左側のアイコンバーにある
をクリックします。
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ジョブリストで、プライマリデータソース(つまり、他のデータソースと結合する予定のデータソース)を含むジョブをダブルクリックします。
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[変換] をクリックして、ペインのセクションを展開します。
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[変換を追加] メニューで、[ルックアップ表変換] を選択します。
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ボタンをクリックします。
ルックアップ表変換エディターが表示されます。 -
[ルックアップソースDataSet] メニューで、プライマリDataSetと結合させる予定のDataSetを選択します。
ここで選択するDataSetは、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。
選択したジョブをまだDomoにアップロードしていない場合は、アップロードするかどうかを尋ねられます。 -
[ルックアップソースキー] メニューで、プライマリDataSetの列と一致させる予定のルックアップソースの列を選択します。
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[プライマリキー] メニューで、一致する列を選択します。
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(オプション)ルックアップソースが存在しないときにWorkbenchにエラーメッセージを表示させるには、[ルックアップが存在しない場合はエラー] をオンにします。
注記:ルックアップ表の列で、プライマリ表の列と同じ名前がある場合は、その名前を変更する必要があります。これを行うには、DataSetジョブの [スキーマ] サブタブを開き、[宛先] の列で必要に応じて変更します。必要なら、[含める] でその列のチェックボックスをクリアすることもできます。 - [適用] をクリックします。
- ペインの上部にある
をクリックして、変換を保存します。
次回ジョブを実行するときには、ルックアップソースのDataSetがDomoのプライマリDataSetに追加されます。
DomoでDataSetを結合する方法に関しては、「準備」を参照してください。