Workbench 5で計算を使用して列を作成する
他の列のデータに基づいた計算を作成することで、Workbench 5のDataSetに新しい列を作成することができます。たとえば、1つまたは複数の小数の桁の値を含む列があるとします。CEILINGまたはFLOOR関数を使用して、元の列の値をすべて整数に切り上げまたは切り下げて、新しい列を作成することができます。Workbench 4には計算を作成するために使用できる関数が80以上あります。関数のカテゴリーには、以下があります:論理(AND、NOT、およびIFなど)、数学(ACOS、RNDおよびSUMLISTなど)、統計(AVERAGE、MAX、およびSTDEVなど)、テキスト(CONCATENATE、MID、およびSUBSTITUTEなど)、さらに日時(DAY、EOMONTH、およびTODAYなど)。Workbench 4のユーザーインターフェースで、これらすべての関数についての説明が表示されます。
トレーニングビデオ - Workbenchで計算を使用して列を作成する
計算を使用して新しいWorkbench列を作成する方法を学習します。
ビデオが必要
注記:この製品トレーニングビデオは、Domoのお客様とクライアント様のみを対象としています。
選択したDataSetジョブの計算フィールドは、計算フィールド変換エディターで作成します。DataSetの計算フィールド変換エディターにアクセスするには、計算変換を追加します。
Workbench 5で計算フィールドを追加するには、
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Workbenchで、左側のアイコンバーにある
をクリックします。
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ジョブリストで、計算列を作成するジョブをダブルクリックします。
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[変換] をクリックして、ペインのセクションを展開します。
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[変換を追加] メニューで、[計算フィールド変換] を選択します。
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ボタンをクリックします。
計算フィールド変換エディターが表示されます。 -
[列名] フィールドに新しい列の名前を入力します。
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[使用可能な列] リストの列名と、[利用可能な関数] リストの関数を使用して、[計算] フィールドで計算を作成します。
計算に列名や関数を追加するには、リストでダブルクリックします。
[カテゴリー] メニューで希望するカテゴリーを選択することにより、カテゴリー別に関数をフィルターをかけることができます。すべての関数は解説を伴っています。その関数をクリックすることで、解説を見ることができます。また、各関数ではその適切な使用法を示しています。たとえば、SUM関数は、SUM (p1, [p2],...)として表されています。これは、p1やp2など、参照された列の値を合計することを意味しています。 -
計算が有効であることを確認するために [検証] をクリックします。
注記:計算では、列名には非ASCII文字は使えません。計算の中の列を参照するには、Column#を使います。ここでは、#は1を基準とした列の順番を指します。たとえば:CONCATENATE(Column2,Column3) -
完了したら [適用] をクリックします。
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ペインの上部にある
をクリックして、変換を保存します。
次回ジョブを実行するときには、新しく計算された列がDataSetに追加されます。