JSON Advanced Connector
はじめに
JavaScript Object Notation(JSON)は、使いやすい軽量のデータ交換フォーマットです。DomoのJSONコネクターを使用すると、SFTPサーバーにアップロードしたJSONファイルにアクセスすることができます。
HTTPSを呼び出してファイルをインポートすることもできます。JSON APIに関する詳細は、ウェブサイト(http://jsonapi.org)を参照してください。
JSONアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、JSONコネクターのユーザーインターフェイスに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」で説明しています。
主な使用事例 |
このコネクターはAPIからJSONデータを解析する際に役立ちます。 |
主なメトリクス |
該当なし |
社内における主な権限 |
IT権限 |
平均導入時間 |
約3時間 |
使いやすさ(1~10段階。1が「最も使いやすい」) |
4 |
ベストプラクティス
コネクターを使用する前に、JSON検証ツールでJSONコードを確認します。
必要条件
JSONアカウントに接続してDataSetを作成するには、JSONファイルが存在するサーバーの認証情報が必要です。
JSONアカウントに接続する
このセクションでは、JSONコネクターページの[認証情報]ペインと[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページの残りのペインである[スケジュール設定]と[DataSetの名前と説明]の項目は、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、JSONアカウントにアクセスするための認証情報の入力フィールドが表示されます。以下の表で、各フィールドについて説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
ユーザー名 | JSONファイルが存在するサーバーのユーザー名を入力します。 |
パスワード | JSONファイルが存在するサーバーのパスワードを入力します。 |
有効なJSON認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいJSON DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインでは、接続先のサーバー/SFTPサイト、JSONファイルの名前、およびその他の構成の設定を指定します。
メニュー |
説明 |
---|---|
接続方法 |
ファイル転送(SFTP)リクエストとHTTPリクエストのどちらでJSONファイルに接続するかを選択します。
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JSONファイルのURL |
JSONファイルのURLを入力します。サポートされているプロトコルはHTTPSとSFTPです。 注記:セキュリティ上の理由により、DomoではFTPを使用したデータアップロードが許可されなくなりました。FTPの代わりにSFTPをサポートするように、必要に応じてサーバー設定を更新してください。
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JSONテキストは、行のリーダーを必要としますか? |
読み込む行がJSONテキストに複数ある場合は、[はい]を選択します。 |
バックスラッシュは、エスケープする必要がありますか? |
エスケープする必要のあるバックスラッシュがJSONテキストに含まれる場合は、[はい]を選択します。 |
追加のオプションが必要ですか? |
ヘッダータグまたはデータタグを入力する、またはフィールドを除外する必要がある場合、[はい]を選択します。 |
ヘッダータグ(オプション) |
JSONテキストのヘッダー用のタグを入力します。通常、JSONヘッダーはJSONには含まれていませんが、含まれている場合は、通常、以下のいずれかのフォーマットが使用されます。
または
最初の例には「header」タグが含まれていませんが、2番目の例には含まれていることに注意してください。2番目の例では、ヘッダーは実際のデータタグから独立して記述されています。 |
データタグ(オプション) |
JSONテキストのデータのタグを入力します。 |
除外するフィールド(オプション) |
JSONインポートから除外するフィールドを、カンマ区切りのリストとして指定します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、このページ以外のセクションに記載されているコネクターインターフェースについては、「 データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
トラブルシューティング
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JSONテキストが有効なJSONコードであることを確認します。値に改行文字が含まれる場合は、[JSONテキストは、行のリーダーを必要としますか?] を [はい] に設定します。
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JSONテキストには、オブジェクトのリストが含まれている必要があります。各オブジェクトでキーとなる名前は列です。以下の画像では、テキストがどのようになるかを示しています。