LinkedInコネクター
はじめに
Domo LinkedInコネクターは、DomoとLinkedInを統合してLinkedIn APIからデータを抽出します。このコネクターは、会社のプロフィールと更新情報やフォロワー情報へのアクセスを提供します。LinkedIn APIの詳細については、LinkedInのサイト(https://developer.linkedin.com)を参照してください。
LinkedInコネクターは「クラウドアプリ」コネクターであるため、クラウドに保管されたデータを取得できます。Data Centerでウィンドウ上部のツールバーで [クラウドアプリ] をクリックすると、これを含むほかのクラウドアプリコネクターのページにアクセスできます。
LinkedIn広告コネクターを使用しているDataSetは、新しいバージョンのAPIになっているため、これらの変更は適用されません。
LinkedInアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、LinkedInコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加、更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
主な使用事例 |
このコネクターは、会社の更新や投稿からのエンゲージメントを測定するのに便利です。 |
主なメトリクス |
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社内における主な権限 |
マーケティング権限、特にソーシャルエンゲージメント関連の権限 |
平均導入時間 |
10分未満 |
使いやすさ(1~10段階。1が「最も使いやすい」) |
2 |
必要条件
LinkedInアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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LinkedInへのログインに使用するメールアドレス
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LinkedInへのログインに使用するパスワード
LinkedInアカウントに接続する
このセクションでは、LinkedInコネクターページの [認証情報] ペインと [詳細] ペインのオプションについて説明します。このページ内のほかのペインに含まれるコンポーネントである [スケジュール設定] や [DataSetに名前を付けて説明を入力] に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報] ペイン
Domo Linkedinコネクターは接続にOAuthを使用しており、Domo内で認証情報を入力する必要はありません。[接続] をクリック(または、DomoですでにLinkedInアカウントを持っている場合は [アカウントの追加] を選択)すると、LinkedInログイン用のメールアドレスとパスワードを入力する [LinkedIn OAuth] 画面が開きます。有効な認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいLinkedIn DataSetを作成できます。コネクターのアカウントはData Centerの [アカウント] タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細] ペイン
このペインには、メインの [レポート] メニューのほか、選択したレポートタイプに応じて様々なメニューが表示されます。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するLinkedInレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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分類 |
レポートのデータをどのように表示するかを選択します。たとえば、[業界] を選択すると、レポートのデータが業界のタイプ別に分類されます。 |
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会社名 |
データを取得する会社の名前を入力します。 |
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会社ID |
データを取得する会社を選択します。 |
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期間 |
レポートのデータの対象を、1日分にするか日付期間にするかを指定します。 |
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レポートの日付 |
データの対象を特定の日付にするか相対的な日付にするかを指定します。現在の日付から数えて一定数の過去の日数([日付のオフセット] で指定)のデータをレポートで取得する場合は、[相対] を選びます。たとえば、[日付のオフセット] に「5」と入力し、そのDataSetを毎日更新するように設定した場合、日付が変わる度にその日から過去5日分の情報が表示されます。 |
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日付のオフセット |
レポートで、現在の日付から過去何日分を表示するかを入力します。 |
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開始日 |
日付範囲の1日目が特定日付か相対日付かを指定します。現在の日付から数えて一定数の過去の日数([開始日のオフセット] で指定)のデータをレポートで取得する場合は、[相対] を選びます。ここで [相対] を選択した場合は、[終了日] にも [相対] を選択し、[終了日のオフセット] の値を指定する必要があります。 たとえば、[開始日のオフセット] に「10」、[終了日のオフセット] に「5」と入力し、DataSetを毎日更新するように設定した場合、日付が変わる度にその日の10日前から5日前までの情報が表示されます。 |
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終了日 |
日付範囲の最終日が特定の日か、相対日付かを指定します。常に現在の日付から一定日数遡った日付([終了日のオフセット] で指定)までのデータをレポートで取得する場合は、[相対] を選びます。ここで [相対] を選択した場合、[開始日] にも [相対] を選択し、[開始日のオフセット] の値を指定する必要があります。 たとえば、[開始日のオフセット] に「10」と [終了日のオフセット] に「5」を入力し、DataSetを毎日更新するように設定した場合、日付が変わる度にその日の10日前から5日前までの情報が表示されます。 |
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特定の開始日を選択 |
日付範囲の1日目の日付を選択します。 |
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特定の終了日を選択 |
日付範囲の最終日を選択します。 |
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特定の日付を選択 |
データを取得する日付を選択します。 |
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会社ID |
レポートで比較する会社のIDをカンマで区切って入力します。会社のIDを検索するには、[会社名] フィールドに名前を入力します。[会社ID] ドロップダウンメニューで、会社名の後に続くカッコ内の数字がその会社のIDです。 |
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投稿タイプ |
レポートの投稿タイプを選択します。[ステータスの更新] が選択されている場合は、直近の投稿50件のみが取得されます。他のタイプの投稿の場合は、レポートに過去20日分の全ての投稿か、合計250件の投稿(どちらか少ない方)が取得されます。 |
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更新キー |
更新キーを入力します。特定の投稿の更新キーは、会社の更新に関する投稿レポートで検索できます。ここを空白にすると、レポートには、会社の更新情報の全ての投稿に対する「いいね!」とコメントが取得されます。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、残りのコネクターインターフェースのセクションの詳細については、「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
トラブルシューティング
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DataSetの作成に使用するLinkedInユーザーアカウントは、会社ページにアクセスできる必要があります。アクセスできない場合、コネクターはデータを取得できません。
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LinkedInアクセストークンは、API応答のexpires_inフィールドに返される秒数まで有効です。現在、全てのアクセストークンは60日間のライフサイクルで発行されています。