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Domo Knowledge Base

DataSetのアラートを作成する

Version 2

 

はじめに

DataSetアラートを使用すると、DataSetに適した柔軟で強力なアラートを構築できます。データになんらかの変更や追加があった場合にアラートを受け取るように設定できます。従来のアラートとは異なり、これらのアラートは複数の発生ルールに基づいて作成できます。また、アラートメッセージには、複雑な計算や他のDataSetのデータも含めることができます。これにより、カスタムメッセージのカスタマイズ性と有用性が向上します。  

たとえば、ユーザーBarryが会社の営業マネージャーであると想定します。営業マネージャーは、新しい取引が成立した時間とともに、その取引を担当した営業担当者、顧客の名前、取引の金額、購入したコンサルティングの時間数など、取引に関連する情報を把握したいと希望しています。DataSetアラートを使用する前は、Barryはカードレベルでしかアラートを設定できませんでした。これらのアラートは定義済みのしきい値を超えたことを示すだけであり、DataSetの他のデータを伝えることはできませんでした。しかし今後はDataSetアラートを使用することによって、BarryはDataSetレベルでアラートを設定できます。アラートメッセージには、DataSetの任意の情報、つまりBarryが必要とする全てのデータを含めることができます。 

Barryは、Domoで次のようなアラートメッセージを作成しました。

[営業担当者]([営業チーム]チーム)が、[アカウント名]との取引([取引金額])を成立させました。この契約には、[ユーザー数]人による[購入したコンサルティング時間数]時間のコンサルティングを要しました([コンサルティングレート]/時間)。この取引の競合相手は[競合相手の名前]でした。この商談は、[商談開始日]に[リードタイプ]として作成されました。

その後、取引が成立すると、指定した列のデータが入力されたアラートメッセージが送信されます。たとえば、次のようなメッセージになります。

「Darcy McKay(コーポレートチーム)が、Kablinko Toysとの取引($23,560)を成立させました。この契約には、12人による8時間のコンサルティングを要しました($225/時間)。この取引の競合相手はRed Puffin Electronicsでした。この商談は、2017年12月8日にマーケティング生成リードとして作成されました」

DataSetアラートは、カードアラートと同様にAlert Centerで管理します。ここでは、ルールやメッセージの編集、通知設定の変更、アラート履歴の表示、他のユーザーとのアラートのシェア、他のDataSetアラートへのサブスクライブなどの操作が可能です。Alert Centerについての詳細は、「Alert Centerのレイアウト」を参照してください。

ビデオ - DataSetアラート

 

DataSetアラートを作成する

Data CenterでのDataSetアラートの作成は、DataSetの詳細ビューで行います。詳細ビューのタブバーで [アラート] をクリックして、[アラート]タブ を開きます。このタブには、このDataSetで作成された全てのアラートのカードが表示されます。アラートをクリックすると、パネルを開くことができます。このパネルでは、アラートの編集、履歴の表示、シェアなどの操作を実行できます。このタブで [新規アラート] をクリックすると、3ステップのアラートウィザードが開き、新しいアラートを設定できます。このウィザードのステップは次のとおりです。

  1. ルール。アラートが発生する条件を指定します。アラート条件が満たされているかどうかをDomoがチェックする頻度を指定することもできます。

  2. メッセージ。使用可能なメトリクスを指定するさまざまなマクロを使ってアラートのメッセージをカスタマイズできます。

  3. シェア。アラートが発生したときに通知を受け取るユーザー、グループ、Buzzチャットを指定します。 

引き続き、これらのステップについてより詳細に説明します。

アラートのルールを設定する

ウィザードのステップ1では、アラートが発生する条件を指定します。アラートが発生したかどうかをDomoがチェックする頻度を指定することもできます。

このDataSetにPDPポリシーが設定されている場合は、ウィザードのステップ1でPDPをアラートに適用する方法を指定できます。詳細については、「PDPとアラート」を参照してください。 

アラート条件を指定する

DataSetアラートには、個別の行アラートと列の集計アラートの2種類があります。アラートの種類は、アラートウィザードの [メトリクス] セクションの [ルール] メニューで選択できます。

dataset_alert_wizard_metric_menu.png

個別の行アラート

DataSetの個別の行に変更が加えられたときに発生するアラートを作成できます。対象となる変更は、DataSetの行の追加、変更、削除です。たとえば、新しい顧客アカウントの行が売上DataSetに追加されたときに発生するようにアラートを設定できます。

個別の行オプションを選択すると、追加設定オプションが2つ表示されます。1つが [フィルターを追加] であり、任意に設定できます。ここでは、特定の行が追加、変更、削除されたときにのみ発生するアラートを設定できます。この設定を行うには、[メトリクス] メニューで対象となる列を選択し、[この条件を満たすとき] メニューで演算子を選択してから、[この値で] フィールドに必要な値を入力または選択します。たとえば、「マーケティング」部門が影響を受けたときにのみ、ユーザーFionaがアラートを受け取るようにするには、最初のメニューで [部署] を選択し、2つ目のメニューで [次の値に等しい(=)] を選択します。[マーケティング] のチェックボックスは空のままにしておきます。

[フィルターを追加] をクリックすると、フィルターをさらに追加できます。 

dataset_alert_wizard_row_filter.png

複数のフィルターを追加すると、DataSetに複雑なアラートルールを作成できます。たとえば、パイプラインに顧客取引の行を含むDataSetがあるとします。次の3つの条件が満たされたときにのみアラートを受け取るように設定します。

  • 取引が成立した(「isWon」列が「True」に設定されることで示される)。

  • その取引は以前はオープンの状態になっていた(「isClosed」列が以前は「False」に設定されていたことで示される)。

  • 現在、取引はクローズの状態になっている(「isClosed」列が現在「True」に設定されていることで示される)。

次のように、個別のフィルターを3つ作成することによって、3つの条件全てを組み込んだ単一のルールを作成できます。

dataset_alert_wizard_filters_example.png
 

2つ目のオプションでは、このDataSet内の行がユニークであることを識別できる列を1つ以上選択するように求められます。前の例では、アカウントIDが全ての行に対してユニークであるため、識別に使用できる列として 「AccountID」を指定しています。フィルターオプションとは異なり、設定を続けるにはこのオプションの設定が必要です。 

列の集計アラート

列の集計アラートは、カードアラートと同様に、列の集計が指定されたしきい値を満たしたときに発生します。たとえば、DataSetの「合計予算」列の合計が特定の値を下回ったときに発生するアラートを設定します。       

列の集計アラートを作成するには、[メトリクス] メニューで列を選択してから、目的の集計を選択します。選択した列のデータタイプに応じて、さまざまな集計タイプを使用できます。

文字列の列で使用できる集計は次のとおりです。

  • ユニーク値カウント。列内のユニークな値の数(つまり、値が複数回出現する場合は、1回だけカウントされます)。

  • Null値カウント。列内のNull値の数。 

  • 非null値カウント。列内のNull以外の値の数。

  • 合計カウント。列内の値の合計。Null値とユニークではない値も全て含まれます。

  • 最小文字列長。列内の最小文字列の文字数。

  • 最大文字列長。列内の最大文字列の文字数。

  • 平均文字列長。列内の全ての文字列の平均文字数。

値と日付の列で使用できる集計は次のとおりです。

  • ユニーク値カウント。列内のユニークな値の数(つまり、値が複数回出現する場合は、1回だけカウントされます)。

  • Null値カウント。列内のNull値の数。 

  • 非null値カウント。列内のNull以外の値の数。

  • 合計カウント。列内の値の合計。Null値とユニークではない値も全て含まれます。

  • 最小。列内の最小値または最も古い日付。

  • 最大。列内の最大値または最も新しい日付。

  • 平均。列内の平均値。

  • 合計。列内の全ての値の合計。

  • 標準偏差。列の値の標準偏差。

  • 中央。列内の中央値。

  • 下四分位値。列の下四分位値。

  • 上四分位値。列の上四分位値。

列と集計を選択した後に、アラートの条件文を作成できます。選択したメトリクスを数値または割合に関連付け、アラートの送信時期を決定する条件文。[この条件を満たすとき] メニューで条件を選択し、[この値で] フィールドに値を入力します。Domoでは、さまざまな条件文が用意されており、「~よりも大きい」、「~よりも小さい」、「~と等しい」などの条件やそれらの組み合わせを使用できます。変化増加減少の条件文を使用して特定の変化の程度を指定することもできます。

たとえば、「予算」列の合計値が$10,000を下回ったときに発生するアラートセットを作成する場合は、次のようにします。

  1. [メトリクス] メニューで [予算] を選択し、集計タイプに [合計] を選択します。

  2. [この条件を満たすとき] メニューで [次よりも小さい(<)] を選択します。

  3. [この値で] フィールドに10000と入力します。 

アラートの頻度を指定する

アラートウィザードのステップ1では、アラートの発生をチェックする頻度も指定できます。これを行うには、設定オプションの右下にある矢印をクリックし、目的のオプションを選択します。

dataset_alert_wizard_step1_arrow.png

オプションには、[データが更新されるたび][毎時][毎日][毎週][毎月] があります。 

  • [データが更新されるたび] を選択すると、Domoはカード内のデータが更新されるたびにアラートを確認します。 

  • [毎時] または [毎日] を選択すると、評価に週末を含めるかどうかを選択できます。[毎日] を選択した場合は、特定の時刻を設定することもできます。

  • [毎週] を選択すると、特定の曜日と時刻を選択できます。

  • [毎月] を選択すると、特定の日付または月の初日/末日と時刻を選択できます。  

選択したアラート条件によっては、 [発生している状態の間は通知を送信し続ける] チェックボックスが表示される場合があります。このボックスをオンにすると、アラートが発生した時点で1回だけ通知が送信される(デフォルトの機能)のではなく、アラート条件が満たされなくなるまで選択された頻度で通知が送信されます。たとえば、Gusというユーザーが「サマリーナンバーが500未満」というアラートルールを作成し、頻度に [毎週] を選択して、このチェックボックスをオンにしたとします。サマリーナンバーが500を超えるとすぐに通知が送信されます。その後、サマリーナンバーが500を超えている限り、指定した曜日の指定した時刻に新しい通知が送信されます。この数が500を下回ると、通知は送信されなくなります。一方、Gusがこのボックスを選択しない場合は、アラート発生時の最初の通知のみが送信されます。    

特定の変化の程度を満たすと発生する1回限りのアラートとは対照的に、[発生している状態の間は通知を送信し続ける] チェックボックスはしきい値ベースのアラートの場合のみ表示されます。たとえば、[より大きい] アラート(値が1000を超えると発生するアラートなど)では、値がしきい値を超えている間はアラートが適用されるため、このボックスは使用可能になります。一方、[変化率] アラートでは、指定した値に達すると、1通の通知のみが送信され、アラートの処理は完了するため、このボックスは使用できません。

アラートメッセージをカスタマイズする

ウィザードのステップ2では、アラートが発生するたびに送信される通知メッセージをカスタマイズできます。さまざまなマクロから選択してメッセージに含めることができます。マクロは、アラート名、アラートの所有者、ルール列の以前または現在の値、アラートが最後に発生した時間など、アラートに関連するさまざまな変数を参照するために使用されます。個別の行アラートでは、メッセージのヘッダー、本文、フッターを個別に設定できます。 

dataset_alert_wizard_message_with_macros.png


[メトリクス] ボタンをクリックすると、マクロのリストが表示されます。使用可能な場合は、このリストにはアラート内の対応する変数の名前が表示されるため、正しい情報を取得しているかどうかを確認できます。  
 

dataset_alert_wizard_macro_list.png

カスタムメッセージを編集した後にデフォルトに戻す場合は、[デフォルトを復元] をクリックします。  

アラートをシェアする

ウィザードのステップ3で、アラートが発生するたびに通知を受信できるように、Domoの他のユーザーやグループとアラートをシェアすることができます。また、カスタムメッセージを作成して何が発生しているかをユーザーに知らせたり、アラートを閲覧すべきではないユーザーやグループを削除することもできます。ユーザーとグループを削除できるのは、 「管理者」デフォルトセキュリティプロフィールか、「全てのグループを管理」が有効になっているカスタムロールを持つユーザーのみです。デフォルトのセキュリティプロフィールの詳細については「デフォルトのセキュリティロールリファレンス」を参照してください。カスタムロールの詳細については「ロールを管理する」を参照してください。 

Buzzチャットでアラートをシェアすることもできます。その場合は、そのチャットをフォローしている全てのユーザーが通知を受け取ります。チャットを検索して、シェアするアラートのチャットを選択できます。この検索では、チャット名からキーワードのみを検索し、チャットの内容は検索しません

アラートは、ユーザープロフィールで指定されたメールアドレスおよび電話番号に送信されます。詳細は、「プロフィールページ」を参照してください。

通知の設定に関する詳細は、「通知とアラート設定を構成する」を参照してください。

Domoの他のユーザーとアラートをシェアすると、そのユーザーはアラートが関連付けられているカードへのアクセスを自動的に取得します(まだ取得していない場合)。 

ビデオ - アラートをシェアする

 

ユーザーやグループとアラートをシェアするには

  1. シェアするユーザーまたはグループを追加するには、アラート作成ウィザードの [このアラートをシェア] ステップで、[ユーザー、グループ、またはメールアドレスを入力] フィールドをクリックし、目的のユーザー、グループ、メールを選択します。

    ユーザーまたはグループを選択すると、そのユーザーまたはグループの名前がフィールドに表示されます。複数のユーザーやグループとシェアする場合は、対象となる全ての名前を選択してフィールドに追加します。

  2. (オプション)[お疲れ様です。共有しますのでご確認ください。] フィールドにメッセージを入力し、最新情報をユーザーに知らせます。

  3. [保存] をクリックします。

アラートは選択したユーザーとシェアされます。通知メッセージを入力した場合、そのメッセージはシェアしたユーザーに送信されます。

このアラートのシェアリストからユーザーまたはグループを削除するには

  1. アラートが発生しているカードの詳細ビューでalert_icon.pngアイコンをクリックして、このカードのアラートが表示させます。

  2. ユーザーを削除するアラートの [シェア] ボタンをクリックします。 

  3. [既に[person]とシェア中] というメッセージをクリックして、ダイアログの下部にあるセクションを展開します。
    アラートをシェアしている全てのユーザーやグループの行が表示されます。

  4. 削除するユーザーまたはグループの [x] をクリックして、シェアリストからユーザーまたはグループを削除します。

ユーザーまたはグループがシェアリストから削除され、このアラートの発生時に通知を受信しなくなります。

Buzzチャンネルでアラートをシェアするには

  1. アラート作成ウィザードの [このアラートをシェア] で、[Buzz] タブをクリックします。

  2. (オプション)[Buzzチャンネルとチャットをフィルター] フィールドを使用して、このアラートをシェアするチャットを検索します。

  3. アラートをシェアするチャットのボックスを全て選択します。

  4. [シェア] をクリックします。

選択したチャットでアラートがシェアされます。これらのチャットをフォローしているユーザーは、アラートが発生するたびに通知を受け取るようになります。

アラートを保存する

目的のアラートコンポーネントを選択して値を入力したら、[保存] をクリックします。

これで、新しいアラートがAlert Centerに表示されます。このアラートでは以下のいずれかを実行できます。

  • 開いて編集する。

  • 「フォローを解除」し、アラートが発生しても通知を受け取らないようにする。デフォルトでは、アラートを作成したときにフォローするように設定されています。

  • アラートが発生した回数を確認する。

  • アラートを削除する。

  • アラートの通知を即時、毎日、毎週に設定する。 

  • アラートイベントのリストを表示する。

  • フォロワーのリストを表示する。

アラートを編集する

アラートは、次のいずれかの方法で開いて編集することができます。

  • 画面の右上隅にあるアプリツールバーで [アラート] を選択し、編集するアラートを見つけ、そのアラートカードの上部をクリックしてから [編集] をクリックする。

  • Open the details view for the Alert in the Data Centerでアラートの詳細ビューを開き、[アラート] タブをクリックする。 


KPIカードのアラートを設定して、データの変動を把握します。