Magic ETL v2タイル:DataSet(ベータ)
はじめに
ETL DataFlowの[DataSet]タブでは3つのタイルを使用できます。これには以下のものが含まれます。
- 入力DataSet
- 出力DataSet
- ライトバックタイル
すべてのETL DataFlowには入力DataSetタイルと出力DataSetタイルが必要です少なくとも1つの入力DataSetが必要ですが、必要な数を含めることができます。DataFlowの最後には1つの出力DataSetが必要です。これはDomoカードとAppを起動するために使用できるDataSetです。
ETL DataFlowの作成については、「ETL DataFlowを作成する」を参照してください。
Data Centerについては、「Data Centerのレイアウト」をご覧ください。
重要:DataFlowの入力DataSetは、PDPのポリシーで制限することはできません。利用可能なすべての行はDataFlowを経由する必要があります。このため、PDPポリシーは、DataFlowが生成する出力DataSetに適用する必要があります。
PDPポリシーが有効の状態で、入力DataSetを使ってDataFlowを作成するときには、以下の条件が少なくとも1つ満たされていないと、DataFlowに不具合が発生します。
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「管理者」セキュリティプロフィールまたは「DataFlowを管理する」が有効になっているカスタムロールがある。
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あなたはDataSetの所有者である。
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あなたは、「すべての行」ポリシーの一部を構成している。これにより、DataSetのすべての行にアクセスできます。
DataFlowでPDPを使用する方法に関しては、「PDPとDataFusion / DataFlow」を参照してください。
この機能を取得する
この機能のベータ版への参加に興味がある場合は、カスタマーサクセスマネージャー(CSM)にお問い合わせください。
[入力DataSet]タイル
[入力DataSet]タイルを使用することで、DataSetをDataFlowに追加することができます。
DataFlowには少なくとも1つの入力DataSetが必要です。
設定
入力DataSetタイルを設定するには
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変換するデータが、DomoにDataSetとして既に存在していることを確認します。
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[入力DataSet]タイルをクリックし、変換するDataSetを選択します。
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[データ選択]を、DataSetのすべての行を使用する[DataSet全体](デフォルト)に設定するか、新しく追加された行のみを処理する[新しい行のみ]に設定します(これは、追加するDataSetと置換しないDataSetに対して行う必要があります)。
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各列データタイプの横にある[データタイプを選択]ドロップダウンメニューで列データタイプを設定します。これにより、入力データに発生する可能性のあるスキーマの変更によってDataFlowが破損するのを防ぐことができます。
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をクリックし、各列の[特別な処理]を設定します。これにより、データの[解析](数値列と日付列のみ)、[不正な値]の処理方法、および列の[Null値]を設定できます。
詳細
入力タイルの[詳細]タブで、DataSetの以下に項目について表示することができます。
- 名前
- 所有者
- カード数
- 閲覧数
- 行数
- 最終更新
- 次回の更新
- 列名とタイプ
データ
[データ]タブを選択して、入力データの表をプレビューします。
[出力DataSet]タイル
[出力DataSet]タイルを使用して、変換データをDataSetとして出力することができます。この新しいDataSetを使用して、カード(または他のDataFlow)に情報を追加することができます。
DataFlowには出力DataSetが必要です。
設定
出力DataSetタイルを設定するには
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タイルが[出力DataSet]タイルに接続されていて、またすべてのタイルが変換フローに接続されていることを確認します。
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[出力DataSet]タイルをクリックし、
をクリックして名前と説明を入力して、出力するDataSetの名前を指定します。
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(オプション)[追加オプション]ドロップダウンをクリックし、[更新方法]を選択して、データを置き換え(デフォルト)またはデータを追加します。
詳細
DataFlowがまだ実行されていない場合、使用可能な詳細は所有者、列名、列タイプです。正常に実行されると、入力タイルについて上記と同じ詳細をすべて表示できます。
[ライトバック]タイル
[ライトバック]タイルを使用して、変換されたデータをDataSetとして出力し、データを別のシステムに送り返すことができます。
設定
ライトバックタイルを設定するには
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タイルが[ライトバック]タイルに接続されていて、またすべてのタイルが変換フローに接続されていることを確認します。
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[ライトバック]タイルをクリックし、
をクリックして名前と説明を入力して、出力するDataSetの名前を指定します。
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(オプション)[追加オプション]ドロップダウンをクリックし、[更新方法]を選択して、データを置き換え(デフォルト)またはデータを追加します。
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[ライトバックを設定]ボタンをクリックし、使用するライトバックコネクターを選択します。
詳細
DataFlowがまだ実行されていない場合、使用可能な詳細は所有者、列名、列タイプです。正常に実行されると、入力タイルについて上記と同じ詳細をすべて表示できます。