グラフのタイプ選択のベストプラクティス
KPI カードに使うチャートの種類は、相手に具体的にどんな情報を伝えたいのかによって、どれを選ぶのかが決まってきます。 例えば、時間の経過に伴う財務変動を示すには折れ線グラフを使用するのが適しているのに対して、値を比較するには棒グラフが最適になります。 データに適さないグラフタイプを選択すると、相手がメッセージを上手く受け取れなくなることがあるため、様々なグラフタイプをどのような場合に使用すべきかを知ることは重要です。
Domo で利用可能なグラフタイプのリストは、利用可能なグラフタイプを参照してください。
情報のタイプの表
チャートで示される情報の種類は様々です。 最も一般的なもの、および最も適切なグラフタイプを次の表に示します。 サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
情報のタイプ |
説明 |
使用するグラフタイプ |
例 |
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名目 |
特に順番のない値を比較するのに使用します。 |
縦棒グラフまたは横棒グラフ |
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ランキング |
ある測定値を、その定量における順位と共に、他の測定値と比較する時に使用します。 |
以下に基づきソートされた縦棒グラフまたは横棒グラフ:
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全体に対する一部分 |
全体に対する 1 つの値を測定するのに使用します。 |
縦または横の全体の割合グラフ。 円グラフを使用することもできますが、データの表示はあまり効果的ではありません。 |
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時系列 |
同期間における測定値の比較に使用します。 |
以下を使用します:
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相関関係 |
2 組のセットの測定値を比較し、どのような相関関係があるかを判断します(例えば、一方のセットが増加した場合に、もう一方が増加したか減少したか、その度合いはどの程度か)。 |
点と線形回帰の線を示す散布図グラフ。 |
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偏差値 |
値と参照値との差を測定するのに使用します。 |
以下を使用します:
注記:偏差値を示す全てのグラフでは、測定値を比較するための偏差値参照線を入れるようにします。
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単一分布 |
間隔目盛りで細分毎のアイテムを数えるのに使用します。 |
以下を使用します:
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複数分布 |
複数の細分について値の分布を測定するのに使用します。 |
以下を使用します:
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グラフタイプの図
以下の図を使って、情報のタイプに最も適したグラフタイプを見つけることができます: