ピボットテーブル
はじめに
ピボットテーブルは、Domoの標準テーブルの強力な代替となります。これを使用することによって、DataSetの大量のデータを素早く簡単に要約できるだけでなく、さまざまな測定値やディメンションごとにデータを探索できます。
標準テーブルはフラットテーブルとも呼ばれ、さっと目を通せる形で情報を表示するのに便利ですが、データを要約したり強調したりする機能は備えていません。標準テーブルは列ベースまたは行ベースで作成できますが、行と列の両方を使用することができないため、情報の表示に大量のスペースが必要となります。しかし、ピボットテーブルを使用すると、行と列の両方を使用してデータを表示できます。テーブルの各セルには、列と行の交差する部分を表すデータが含まれています。複数の列や行を使用することもできます。列または行を追加すると、以前に追加したグループ内の新しいグループとして表示されます。
次のスクリーンショットは典型的なピボットテーブルの一部を示しています。この例には、「Product Category」および「Product Sub-Category」という2つの行グループと、「Region」および「Customer State」という2つの列グループが含まれています。各商品カテゴリーはその構成サブカテゴリーごとに分類され、各地域は州ごとに分類されています。そのため、「Furniture」には「Bookcases」、「Office Furnishings」などに対応する個別の行が含まれています。「Central」には「Illinois」、「Michigan」などに対応する個別の列が含まれています。さらに、「Profit」と「Sales」という2つのデータ列が表示されています。このように、製品と場所のすべての組み合わせについて、利益と売上を簡単に特定できます。例えば、ミシガン州における事務用什器の利益額を提示するように求められた場合は、「Office Furnishings」と「Michigan」/「Profit」が交差するセルを見ると、4,784.35ドルだとわかります。また、テーブルの下部には各列の合計があり、テーブルの右側には「Profit」の合計と「Sales」の合計を表す各列があります(例には表示されていません)。
ピボットテーブルの機能は、Domoでは長らくSumoカードとして提供されてきました。ただし、Sumoカードは独自のカードタイプであるため、KPIカードで利用できる機能の多くを欠いていました。Domoのチャート機能の1つとしてピボットテーブルが利用できるようになったため、これまで利用できなかった以下の機能が実現しました。
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Analyzerとの完全な統合
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モバイルの完全サポート
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ドリルパス
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行と列を展開または折りたたむ機能
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テーブル処理の拡張
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アラートの統合
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Quick Filterのサポート
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行および列の合計に対する個別の制御
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行および列のグループ化による強調と選択
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Beast Modeのサポート
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色のルール
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カード間フィルターのサポート
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Excel/CSVにエクスポートする機能
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PowerPointで開く機能
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印刷する機能 またはメールで送信する機能
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行または列ごとに色を付ける/属性を与える
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まとめ数字
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Domo Embedのサポート
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他のチャートタイプと同様にデータに接続して更新する機能
また、ピボットテーブルには、チャートの表示内容を設定するためのさまざまなチャート設定が含まれています。これらを使用して、フォントサイズと色、テキストの折り返し、ヘッダーの外観、合計と小計の操作方法などを制御できます。チャートの設定の詳細については、この記事で後ほど説明します。
標準のテーブルと同様に、ピボットテーブルにも必要なDataSet列を含めることができます。また、列の順番を自由に変更することもできます。
ピボットテーブルを作成する
他の種類のチャートを作成する際には特定のデータタイプの列をチャート上部の [列] 領域の特定フィールドにドラッグする必要がありますが、ピボットテーブルの場合は、必要なフィールド([行]、[列]、または [値])に列をドラッグして作成します。[行] 領域にドラッグした列は、チャートの左側にグループとして表示されます。[列] 領域にドラッグした列は、チャートの上にグループとして表示されます。また、[値] 領域にドラッグした列は、チャートの内部データ領域に、各行列ペアに対応する1つの値を設定するために使用されます。フィールドに複数の列をドラッグした場合は、後続の各グループが前のグループのサブグループとなります。列をクリックしてフィールド内の目的の場所にドラッグするだけで、グループの順序を変更できます。
列は、フィールドにドロップされた後も、その固有データタイプを維持します。[行]、[列]、および[値] フィールドの列をクリックすると、集計やフォーマットなどの追加のオプションにアクセスできます。表示される具体的なオプションは、データタイプによって異なります。画面左側の [ディメンション] 領域の列では、基本的な集計オプションの設定、テーブルラベルの入力、スタイルの変更のみ行うことができます。[測定] 領域の列では、さらに多くの集計オプション、ラベル設定オプション、数値フォーマットオプションが表示されます。集計の詳細については、「データを集計する」を参照してください。数値のフォーマットの詳細については、「チャートの値をフォーマットする」を参照してください。
値、カテゴリー、系列データの詳細については「チャートデータについて」を参照してください。
Analyzerでは、表で使用するデータを含む列を選択します。データ列の選択の詳細については「DataSetの列をチャートに適用する」を参照してください。
Analyzerでチャートの形式を設定する方法の詳細については「 KPIカード作成パート2:Analyzer」を参照してください。
例
以下の例では、すべての製品カテゴリーについて得られた利益を示す典型的なピボットテーブルを、営業マネージャーのアイリーンが作成する方法を示します。アイリーンは行に製品カテゴリーを表示したいと考えています。そこで、まず 1) [ディメンション] リストから「Product Category」列名をチャートのプレビューエリアの上にある [行] フィールドにドラッグします。次に、2) [測定] リストから「Profit」列名をプレビューエリアの上にある [値] フィールドにドラッグします。これによって、次に示すように、3つのカテゴリーの利益と総計を表示する基本的なピボットテーブルが生成されます。
この時点では、テーブルには大して役に立つ情報がありません。そこでアイリーンは、地域のデータも含めることでテーブルを拡張しようと決めました。「Region」列名をプレビューエリアの上にある [列] フィールドにドラッグします。これで、「Region」ヘッダー行がテーブルの上部に追加され、4つの"Profit"列に分割されて各地域に1つずつ割り当てられます。「PROFIT TOTAL」列もテーブルの右側に追加されます。
これでわずかに有用性が高まりましたが、まだ細目がありません。家具は全体として152,374.80ドルの利益を生んだというデータがありますが、家具の種類の内訳と、それぞれの種類の家具が全体の利益にどのように貢献しているかがわかりません。アイリーンはこのことを理解しています。そこで、テーブルに「Product Sub-Category」という別の列を追加することにします。「Product Category」のときと同じように、「Product Sub-Category」列名を [行] フィールドにドラッグします。これで、各製品カテゴリーがその構成サブカテゴリーに細分化され、個々の利益の値が各サブカテゴリーに表示されます。
前の例のように列や行を細目の論理的な順序で含める必要はありません。アイリーンが「Product Category」と「Product Sub-Category」の順番を入れ替えたとしても、データは正しく表示されます。ただし、サブカテゴリーが上に示したようにさっと目を通せる独自のグループ分けで表示されるのではなく、下に示すようにアルファベット順に表示され、それぞれが親カテゴリーとペアになります。これでは読みにくいので、フィールド内では常に細目の論理的な順序で列を並べることをお勧めします。
アイリーンはさらに2つの列を追加してピボットテーブルを完成します。「Customer State」を [列] フィールドにドロップし、Sales を [値] フィールドにドロップします。これによって地域が個々の州に分割されます(「Product Category」と「Product Sub-Category」で行ったのと同じです)。また、各州に新しいデータ列である「Sales」が追加されます。
ここで、アイリーンはピボットテーブルにさまざまなカスタマイズを施すことで、閲覧ユーザーにとっての読みやすさと使いやすさを高めることができます。色のルールを設定して特定範囲の値を強調したり、 特定の列でソートや集計のタイプを変更したり、合計と小計の行や列を強調したり、ドリルパスを追加したり、さまざまなことができます。こうしたカスタマイズについては、次のセクションで説明します。
ピボットテーブルをカスタマイズする
テーブルの外観をカスタマイズするには、いくつかの方法があります。
チャートの設定を変更する
[チャートの設定] を設定することで、さまざまなカスタマイズが可能です。チャート設定のすべての詳細については「チャートの設定」を参照してください。
ピボットテーブルに固有のプロパティには、以下のものがあります。サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
プロパティ |
説明 |
例 |
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[一般]>[フォントの色] |
テーブル内のすべてのテキストに使用されるフォントの色を変更します。 |
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[一般]>[テキストの折り返しを許可] |
これを有効にすると、テキストは列の中で折り返され、列の右端に隠れてしまうことはありません。 |
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[一般]>[会計スタイルのマイナス] |
このボックスを選択すると、マイナスの数値はカッコ()に表示されます。選択しない場合はマイナス記号が使用されます。 |
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[一般] > [マイナスを赤字で表示] |
このボックスを選択すると、マイナスの数値は赤字で表示されます。 |
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[ヘッダー行] > [ヘッダーの塗りつぶしの色] |
テーブルのヘッダー行の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] の塗りつぶしの色と [ヘッダー列] の塗りつぶしの色の両方を設定している場合、[ヘッダー行] の塗りつぶしの色が優先されます。 |
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[ヘッダー行] > [ヘッダーのフォントの色] |
ヘッダー行の列名のテキストの色を選択できます。この色は[一般]>[フォントの色]で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、ヘッダー行のフォントの色を赤に設定した場合、ヘッダー行のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、ヘッダー行のフォントの色は青に戻ります。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] のフォントの色と [ヘッダー列] のフォントの色の両方を設定している場合、[ヘッダー行] のフォントの色が優先されます。 |
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[ヘッダー行] > [ヘッダー位置調整] |
ヘッダー行の列名の調整方法を選択できます。デフォルト設定は[左]です。 例では、列名は中央揃えになっています。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] の位置調整と [ヘッダー列] の位置調整の両方を設定している場合、[ヘッダー行] の位置調整が優先されます。 |
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ヘッダー行 > ヘッダーのフォントスタイル |
テーブルのヘッダー行の列名のフォントスタイルを太字、斜体、太字斜体から選択できます。デフォルト設定は[太字]です。 例では、フォントスタイルは [太字斜体] になっています。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] のフォントスタイルと [ヘッダー列] のフォントスタイルの両方を設定している場合、[ヘッダー行] のフォントスタイルが優先されます。 |
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[ヘッダー列] > [ヘッダーの塗りつぶしの色] |
テーブルのヘッダー列の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] の塗りつぶしの色と [ヘッダー列] の塗りつぶしの色の両方を設定している場合、[ヘッダー行] の塗りつぶしの色が優先されます。 |
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[ヘッダー列] > [ヘッダーのフォントの色] |
ヘッダー列の行名のテキストの色を選択できます。この色は [一般]、[フォントの色] で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、ヘッダー行のフォントの色を赤に設定した場合、ヘッダー行のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、ヘッダー行のフォントの色は青に戻ります。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] のフォントの色と [ヘッダー列] のフォントの色の両方を設定している場合、[ヘッダー行] のフォントの色が優先されます。 |
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[ヘッダー列] > [ヘッダー位置調整] |
ヘッダー列の行名の調整方法を選択できます。デフォルト設定は [左] です。 例では、行名は中央揃えになっています。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] の位置調整と [ヘッダー列] の位置調整の両方を設定している場合、[ヘッダー行] の位置調整が優先されます。 |
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[ヘッダー列] > [ヘッダーのフォントスタイル] |
ヘッダー列の行名のフォントスタイルを太字、斜体、太字斜体から選択できます。デフォルト設定は [太字] です。 例では、フォントスタイルは [太字斜体] になっています。 ピボットテーブルの左上隅にある名前は、行名と列名の両方と見なされます。[ヘッダー行] のフォントスタイルと [ヘッダー列] のフォントスタイルの両方を設定している場合、[ヘッダー行] のフォントスタイルが優先されます。 |
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[合計] > [合計行を表示] |
テーブルの下部に合計行を追加できます。この行では、[値] フィールドに追加したすべての値列が合計され、すべての文字列および日付/時刻列がカウントされます。 |
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[合計] > [合計行の位置] |
合計行をテーブル内でデータ行の後(デフォルト)とデータ行の前(最上部)のいずれに表示するかを決定します。このオプションは、[合計]、[合計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。例は、合計行がデータ行の前にあるテーブルを示しています。 |
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[合計] > [合計行の塗りつぶしの色] |
テーブルの合計行の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。このオプションは、[合計]、[合計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[合計] > [合計行のフォントの色] |
合計行のコンテンツのテキストの色を選択できます。この色は[一般]>[フォントの色]で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、合計行のフォントの色を赤に設定した場合、合計行のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、合計行のフォントの色は青に戻ります。このオプションは、[合計]、[合計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[合計] > [合計列を表示] |
テーブルの右側に合計列を追加できます。チャートプレビューの上にある [値] フィールドにドロップした列ごとに個別の合計列が追加されます(したがって例では、「Profit」と「Sales」の両方に合計列が表示されています)。列ごとに、[値] フィールドに追加したすべての値列が合計され、すべての文字列および日付/時刻列がカウントされます。 |
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[合計] > [合計列の塗りつぶしの色] |
テーブルの合計列の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。このオプションは、[合計]、[合計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
|
[合計] > [合計列のフォントの色] |
合計列のコンテンツのテキストの色を選択できます。この色は [一般] 、[フォントの色] で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、合計行のフォントの色を赤に設定した場合、合計列のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、合計列のフォントの色は青に戻ります。このオプションは、[合計]、[合計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[合計] > [合計列のフォントのスタイル] |
合計列のセルのフォントスタイルを太字、斜体、太字斜体、下線から選択できます。デフォルト設定は [太字] です。このオプションは、[合計]、[合計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 例では、フォントスタイルは [太字斜体] になっています。 |
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[小計] > [小計行を表示] |
ピボットテーブルに小計行を追加できます。小計行では、[値] フィールドに追加したすべての値列が合計され、すべての文字列および日付/時刻列がカウントされます。テーブル内のプライマリ行のグループごとに1つの小計行が表示されます。例では、このような行が「Furniture」のグループに対して追加され、さらに別の行が「Office Supplies」のグループに対して追加されています。
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[小計] > [小計行の位置] |
小計行をテーブル内でデータ行の後(デフォルト)とデータ行の前(各グループの最上部)のいずれに表示するかを決定します。例は、合計行がデータ行の前にあるテーブルを示しています。 このオプションは、[小計]、[小計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[小計] > [小計行の塗りつぶしの色] |
テーブルの小計行の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。 このオプションは、[小計]、[小計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[小計] > [小計行のフォントの色] |
小計行のコンテンツのテキストの色を選択できます。この色は[一般]>[フォントの色]で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、小計行のフォントの色を赤に設定した場合、小計行のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、小計行の色は青に戻ります。このオプションは、[小計]、[小計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[小計] > [小計行のフォントのスタイル] |
小計行のテキストのフォントスタイルを太字、斜体、太字斜体、下線から選択できます。デフォルト設定は [太字] です。このオプションは、[小計]、[小計行を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 例では、フォントスタイルは [太字斜体] になっています。 |
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[小計] > [小計列を表示] |
ピボットテーブルに小計列を追加できます。小計列では、[値] フィールドに追加したすべての値列が合計され、すべての文字列および日付/時刻列がカウントされます。テーブル内のプライマリ列のグループごとに1つの小計列が表示されます。例では、このような列が「Central」地域のグループに対して表示されています。
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[小計] > [小計列の塗りつぶしの色] |
テーブルの小計列の背景色を選択できます。[デフォルト] を選択すると、色は使われません。 このオプションは、[小計]、[小計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[小計] > [小計列のフォントの色] |
小計列のコンテンツのテキストの色を選択できます。この色は [一般] 、[フォントの色] で適用されたテーブルのフォントの色よりも優先されます。そのため、一般のフォントの色を青、小計列のフォントの色を赤に設定した場合、小計列のフォントの色は青ではなく赤になります。次に [デフォルト] を選択すると、小計列のフォントの色は青に戻ります。このオプションは、[小計]、[小計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 |
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[小計] > [小計列のフォントのスタイル] |
小計列のテキストのフォントスタイルを太字、斜体、太字斜体、下線から選択できます。デフォルト設定は [太字] です。このオプションは、[小計]、[小計列を表示] ボックスが選択されている場合にのみ利用できます。 例では、フォントスタイルは [太字斜体] になっています。 |
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[小計] > [単一アイテムの小計を非表示] |
グループ内に1つのアイテムしか含まれないグループの小計を非表示にできます。 |
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テーブルのラベルを指定する
テーブル内の任意の列や行に表示されるラベルを変更できます。
テーブルのラベルを変更するには
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チャートの上のフィールド領域で、変更する列名をクリックします。
- [ラベル] フィールドにラベルを入力します。
列の集計タイプを変更する
DataSet内の同じ列に含まれるすべての行が自動的にピボットテーブルに集計されます。デフォルトでは、[合計] の集計が使用されます。つまり特定の列内の行の値が合計されます。列の集計タイプを以下のいずれかに変更できます。
集計タイプ |
説明 |
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合計 |
同じ列内の行の値が合計されます。 |
最小 |
同じ列内の行の中で最小の値が表示されます。 |
最大 |
同じ列内の行の中で最大の値が表示されます。 |
平均 |
同じ列内のすべての行の平均値が表示されます。 |
カウント |
同じ列に含まれる行の数が表示されます。ディメンション列の場合は、これが唯一利用できる集計タイプです。 |
中央値 |
同じ列内の行の中央値が表示されます。 |
偏差値 |
同じ列に含まれるすべての行の標準偏差が表示されます。 |
列の集計タイプを変更するには
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チャートの上のフィールド領域で、集計タイプを変更する列名をクリックします。
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[計算] フィールドで目的の集計を選択します。
行と列をソートする
ピボットテーブルの任意のヘッダー行または列の左にある矢印をクリックして、使用するソートパターンを変更できます。この操作は、カードが表示される任意の場所(ページビュー、詳細ビュー、またはAnalyzer)で実行できます。
これらの行または列が元のDataSetと同じ順序で並んでいることを示しています。
これらの行または列が英数字の降順に並んでいることを示しています。
これらの行または列が英数字の昇順に並んでいることを示しています。