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Domo Knowledge Base

KPI 標準化のベストプラクティス

Version 3

 

はじめに

最も効果的なKPI(重要業績評価指標)とは、明確かつ効果的に情報を伝達するKPIです。

DomoでKPIを設計するにあたっては、標準を開発そして採用するようにしましょう。

Domo で KPI がどのように示されるかに関しては、KPI カードについてを参照してください。 KPI カードの作成に関する詳細は、KPI カードを参照してください。

標準の目的

標準の目的は、情報の伝達における明確さと効率を最大にすることにあります。

標準に準拠することで、以下の効果がもたらされます:

  • 作成者と閲覧者の間で意思の疎通が最大化される

  • 製品の閲覧が誰にとっても簡単で快適な経験になる

  • 様々な行動や主観的な嗜好が入る可能性がある事例において一貫性をもたらす

  • カードの伝達と問題特定がより簡単になる

注記:特定の標準をあらゆる状況に対応させることはできません。 従って、最も重要な標準は「カードができるだけ明確かつ効率的に情報を伝達する」ということです。

考慮すべきガイドライン

どんな組織もユニークであるため、その組織専用のDomoの標準を用意することが必要になります。 以下のガイドラインのいずれかを採用するようにしましょう。

一般

  • 専門用語ではなくビジネス用語を使用する

    「カウント(COUNT)」や「合計(SUM)」などだけに終始しないようにします。

  • 略称を使わないようにします。

    例えば、L12M ではなく「過去12ヶ月」、YOY ではなく「前年比」、MTD ではなく「今月」、YTD ではなく「今年」を使用します。

    略称を使う場合は、カードの説明で略称を定義します。

  • 日付の範囲

    • 前月比ではない毎日の情報を取り扱う場合には、通常前月と今月の情報を含めます。

    • 前期間との比較ではない週毎の情報を取り扱う場合には、通常前月と今月の情報を含めます。

    • 前年比ではない月毎のデータを取り扱う場合には、通常12ヶ月分と今月の情報を含めます。

    • 前年比ではない四半期のデータを取り扱う場合には、通常直近4四半期分と当四半期の情報を含めます。

  • 数値の精度

    自動短縮単位書式を使用する場合、2 桁の小数位を使用します。

    数値全体を表示する必要がある場合を除き、自動短縮単位の精度を使用します。

カードのタイトル

  • チャートの説明には、まとめ数字などではなくカードのタイトルを使用するようにする。

  • タイトルには、日付範囲の修飾語句(今年、前四半期など)を使わないようにする。

    例外として、軸に日付がなく、標準的な日付範囲が有効化されていないチャートなどがあります。

  • 単位や数量は、チャートの軸のラベルに表示されるため、タイトルには含めないようにする。

  • 全てのKPIには、演算子が1つ、測定する項目が1つ以上、そして最低1つの次元があります。 そこでタイトルには、次の要素を含めるようにする: [演算子] 測定と次元

    • 測定が量または数である場合は、省演算子は省略します。

    • 測定が計算される場合は演算子は必須です。 例えば、「~の割合(%)」、「平均」など。

    • 最初の次元には、「毎」を入れます。

    • それ以降の次元は、「および」で分けてゆきます。

例えば、地域毎の売上、チーム毎の平均取引量、アカウントおよびチーム毎の上昇 ACV、などです。

用語と定義

用語

定義

演算子

これは、測定アイテムが数学的に計算される方法です。 例えば、「~の数」、「~の平均」、「〜の値」、「~の割合」など。

測定アイテム

これは、測定される項目です。 常に名詞になります。 グラフでは、常に数字により測定されます。 例えば、「リード数」、「社員」、「切れた通話数」など。

次元

これは、測定アイテムのサブセットです。 KPIはひとつ以上の次元を持つことができます。


次元には、「非時間次元」、「時間単位の次元」、「時間範囲の次元」という3つのタイプがあります。

  • 非時間次元
    例えば、地域別、製品別、販売担当者別
    次非時間次元は、KPI カードのタイトルで特定することができます。

  • 時間単位の次元:
    例えば、月次、四半期別、日次
    時間単位の次元は、KPI カードのタイトルで特定することができます。

  • 時間範囲の次元:
    例えば、今年、前月、前年比、今月、過去 12 ヶ月
    標準の時間範囲の次元は、「グラフ単位」機能で選択することができます。 非標準次元は、Beast Mode を使用して作成することができます。

カードの説明

  • まとめ数字ではなく、チャートの説明を入力するようにする。
  • タイトルを再入力するにとどめないようにする。
  • テンプレートを使用する。

    カードのタイトル
    さまざまな質問に答える段落:
    - カードは何を計測しているのか。
    - 含まれるもの、または除外されるものは何か。
    - デフォルトの対象期間は何か。 例:今年、今月、当四半期、過去 12 ヶ月
    - 明確でない、または直観的でない場合、有利な結果と不利な結果を構成するものは何か。
    ...

    重要業務要件 (KBR)
    カードが対象としている重要業務要件を記載します。 例:売上増加、コスト削減、顧客満足度の向上、業務上の卓越さの向上、など
    ...

    戦略的重要性
    以下の質問に答える段落:
    - これがなぜ業務にとって重要なのか。
    - どのような措置をとることができるか。
    ...

    計算
    カードで使用される計算数式を測 定値 = (A+B)/C ) という形式で記載します。
    ...

    ドリルパス
    このカードで利用可能なドリルパスビューを全てリストします。

まとめ数字でやっていいこと

  • それ自体が意味を持ち、チャートに関連する測定値を選択するようにする。

  • まとめ数字字字の範囲が固定されており、チャートのデフォルト範囲と異なる場合、まとめ数字の詳細に日付範囲を含める。

まとめ数字でやってはいけないこと

  • まとめ数字がない方が妥当なのに、全てのカードにまとめ数字を入れる。

カードチャートでやっていいこと

  • ソート順は意味をなすものを使用する。

  • 縦棒グラフよりもラベルが読みやすいため、一覧を含む横棒グラフを使用する。

  • 円グラフを降順に並び替える。

  • 複数の範囲がある積上げ棒グラフを異なるグラフに分割する。

  • 関連するカードをグループ化するためにサブページを使用する。

  • 全ての軸に軸ラベルを使用する。

    • 日付の軸には「期間」とラベルを付け、動的な日付をサポートするようにします。

    • 通貨フィールドには通貨記号を使うようにします。

    • 期間は、前置き付きで「HH:MM AM/PM」形式を使うようにします。

    • 毎日の期間の形式は前置きが利用できる時は利用し、それ以外は「yyyy MMM dd 」書式を使用するようにします。

    • 毎月の期間の形式は、前置き付きで「yyyy MMM」の形式を使用するようにします。

    • 四半期毎の期間には、「yyyy Q#」の形式を使用するようにします。

  • チャートの設定データラベルの設定でオプションを設定することにより、適切な値を表示するようにする。

  • チャートのフィールド選択のその他のオプションを使用して軸ラベルにラベル付けしたのと同じように、データタブの列ヘッダーにラベルを付ける。

  • 単一の値のチャートには、パネルタイプのグラフを使用する。

カードチャートでやってはいけないこと

  • チャートにバーが1本しかない棒グラフを作成すること。

    単一の値しかない場合、パネルタイプのチャートを使用します。

  • スライスが1つしかない円グラフを作成すること。

    単一の値しかない場合、パネルタイプのチャートを使用します。

  • 6本以上のバーがある積上げ棒グラフを作成すること。

    全体のチャートを作成し、詳細は複数のチャートに分割してみます。

  • スライス数が10以上の円グラフを作成すること。

    この場合はBeast Mode計算を使用して、カテゴリを統合してみます。

  • 7本以上の線を含む折れ線グラフを作成すること。

    ドリルを含むサマリカードを使用し、Beast Modeの計算を使用してカテゴリを詳細説明する、または統合することを試してみます。

  • 絶対的に必要でないのに、2重軸のグラフを使用すること。

カードのリンク

  • カードを他の関連するカードにリンクする。

    例えば、同じ情報を傾向として、または別の日付範囲でフィルターした場合、別の次元でスライスした場合、などです。

カードのドリルダウン

  • 全てのチャートでドリルダウンを作成するようにする。
    表のドリルダウンでは、最も関連のあるフィールド以外は、全て削除することも事も検討してみます。

  • ドリルダウンのタイトルの名前を意味あるものに変更する。

  • 意味あるまとめ数字を使用しているか、再確認する。

  • カードのチェックリストの全項目をドリルダウンカードに適用する。