その他のチャートタイプのプロパティ
はじめに
レーダーチャート、ガントチャート、株式タイプのチャートなど、チャートピッカーの [その他] カテゴリーのチャートで使用可能なチャートの設定について調べてみましょう。
[一般] プロパティ
次の表のプロパティは、すべてカレンダーに関連し、[チャートの設定] の [一般] カテゴリーにあります。カレンダーに関する詳細は、「カレンダー」を参照してください。
オプション |
説明 |
例 |
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表示 |
カレンダーに表示するデータの期間を1年間、1か月間、または1日分のどれにするか決定します。それぞれの表示例を右に示します。[自動](デフォルト)を選択した場合、カレンダーの表示はDataSetのデータの広がりによって異なります。たとえば、DataSetに1か月以上のデータが含まれている場合は、すべての月が表示されるように自動的に年表示が選択されます。 |
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開始日 |
カレンダーに表示する期間をDataSetに応じて自動的に決定する(デフォルト)か、[年]、[選択した年]、[月]、[日] プロパティを使用して手動で指定するかを決定します。たとえば、DataSetの一連の日付が「01-06-2014」で始まっており、「日」表示を選択した場合は、これがDataSetの最初の値であるため、デフォルトで「01-06-2014」のデータが表示されます。別の日付を表示する場合は、ここで [ユーザー指定] を選択してから、[年]、[選択した年]、[月]、[日] プロパティを使用して日付を指定します。 |
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年 |
カレンダーで、[開始日] プロパティに [ユーザー指定] を選択したときに使用する年を決定します。オプションには [現在](デフォルト)、[前年]、[翌年]、[ユーザー指定] があります。[ユーザー指定] を選択した場合は、[選択した年] フィールドに指定した年を入力します。このオプションは、1年を超えるデータがDataSetに含まれている場合に役立ちます。 |
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選択した年 |
カレンダーで、[開始日] > [ユーザー指定] および [年] > [ユーザー指定] を選択したときにデータの年を指定します。このオプションは、1年を超えるデータがDataSetに含まれている場合に役立ちます。 |
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月 |
カレンダーで、[開始日] > [ユーザー指定] を選択したときにデータの月を指定します。[現在] がデフォルトです。 |
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日 |
カレンダーで、[開始日] > [ユーザー指定] を選択したときにデータの日付を指定します。[現在] がデフォルトです。 |
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週の初日 |
カレンダーで、週の最初の曜日を指定します。デフォルトは [日曜日] です。 |
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[一般] から [背景塗りつぶし] |
スパークライングラフとスパーク棒グラフの背景を塗りつぶす色を指定します。[デフォルト] を選択すると、背景色は使われません。 |
[カテゴリーの目盛り] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [カテゴリーの目盛り] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
例 |
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折り返し位置 |
レーダーチャートでカテゴリーラベルが折り返されるピクセル数を指定することができます。 |
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固定エリアの幅 |
横棒チャート、横記号チャート、層別散布図でのカテゴリーラベルエリアの固定幅を決定します。 |
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固定幅の余白 |
横棒グラフ、横型記号グラフ、およびカテゴリー散布図での、カテゴリーラベル間の余白を決定します。このプロパティは、 [固定エリアの幅] が設定されない限り機能しません。 |
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位置調整(カテゴリーの目盛り) |
横棒チャート、横記号チャート、層別散布図での複数線カテゴリー項目ラベルの位置調整を |
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[レーダーチャートの設定] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [レーダーチャートの設定] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
例 |
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系列の透明性 |
レーダーチャートの塗りつぶし領域の透明度を決定します。0~100の任意の値を指定できます。0は塗りつぶし領域が完全に不透明であることを示し、100は全く塗りつぶされていないことを意味します。例では、透明度は20に設定されています。 |
[テーマ] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [テーマ] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
例 |
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テーマ |
カレンダーの色テーマを変更することができます。色の設定に関する詳細は、「チャートに色のルールを設定する」を参照してください。 |
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[時間の目盛り(X)] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [テーマ] カテゴリーにあります。
オプション | 説明 | 例 |
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ラベルを表示 |
ガントチャートで時間目盛りラベルを表示または非表示にします。デフォルトではラベルは表示されます。 例は時間目盛りが非表示になっている進捗率ガントチャートです。 |
[値のオプション] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [テーマ] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
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[値のオプション] から [非表示] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのサマリーの値を非表示にします。(これは、グラフの内蔵するゲージに最初に表示される数値となります。) |
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[値のオプション] から [値] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのサマリーの値を取得した方法を示します。このプロパティに対しては、以下のオプションからいずれかを選択できます。
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[値のオプション] から [大きさ] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのサマリーの値の大きさを指定します。[中](デフォルト)または [小] を選択できます。 |
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[値のオプション] から [値のフォーマット] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのサマリーの値に対応する一般的な数値形式を決定します。オプションには [数字](特別なフォーマットを含まない)、[通貨](通貨記号が付加される)、[割合](パーセント記号が付加される)が含まれます。 |
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[値のオプション] から [値を以下で分割] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのゲージの値を分割する場合、分割に使う数を指します。このオプションは、値が非常に大きい場合に通数で割って省略する際に役立ちます。たとえば、ゲージの値が百万ドル単位で示されている場合、百万で分割するよう選択できます。これにより、ゲージの値を理解しやすい1桁の数にできます。[割合](%)での分割を選択すると、ゲージの値には100が掛けられます。 |
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[値のオプション] から [小数位] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのサマリーの値で使う少数位が決まります。[デフォルト]、[なし]、または小数点以下の桁数(「0.0」~「0.00000」) のオプションから選択できます。デフォルトでは、Domoはゲージ値に最適な小数点以下の桁数を自動的に決定します。[なし] を選択すると、値は整数に切り上げられます。 |
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[値のオプション] から [マイナスの数] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのマイナスの数値のフォーマットを決定します。 [-100] を選択した場合、マイナスの数値にはマイナス記号が付加されます。[(100)] を選択した場合、マイナスの数値はカッコ()に入ります。 |
[変化値のオプション] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [変化値のオプション] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
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[変化値のオプション] から [非表示] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値を非表示にします。(これは、グラフの内蔵するゲージに2番目に表示される数値となります。たとえばこの記事の冒頭で紹介したグラフのスクリーンショットで、これに相当する値は74.35%となります)。 |
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[変化値のオプション] から [値] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値が割合(%)というデフォルト値か、値どうしの差か、を指定します。 |
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[変化値のオプション] から [データ] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値をチャートの最初の値と最後の値から算出(デフォルト)するか、チャートの最後の2つの値から算出するかを指定します。 |
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[変化値のオプション] から [大きさ] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値の大きさを指定します。[中](デフォルト)または [小] を選択できます。 |
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[変化値の大きさ] から [方向インジケータ] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値の変化を示すにあたり、矢印(デフォルト)、曲線矢印、三角形のどれを使うかを指定します。これら3つすべての例を右に示します。 |
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[変化値] から [色の方向を逆にする] |
デフォルトでは、スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値がプラスの場合、数値は緑で表示され、マイナスの場合、数値は赤で表示されます。[色の方向を逆にする] プロパティを設定すると、このデフォルトの動作を切り換えることができます。これは低い数値の方が良いことを示すゲージで役立ちます(職場の事故件数の推移を記録したゲージなど)。 |
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[変化値のオプション] から [値のフォーマット] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフの変化値に対応する一般的な数値形式を決定します。オプションには [数字](特別なフォーマットを含まない)、[通貨](通貨記号が付加される)、[割合](パーセント記号が付加される)が含まれます。 注記:[数字] オプションと [通貨] オプションは、[値オプションを変更する]、[値] の順に選択し、[変化値] に設定した場合のみ有効となります。
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[変化値のオプション] から [ホバーテキストのフォーマット] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのホバーテキスト(グラフ内のデータポイントにマウスポインタを置くと表示されるテキスト)の数値形式を決定します。オプションには [数字](特別なフォーマットを含まない)、[通貨](通貨記号が付加される)、[割合](パーセント記号が付加される)が含まれます。 |
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[変化値のオプション] から [ホバーテキストの小数位] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフのホバーテキスト(グラフ内のデータポイントにマウスポインタを置くと表示されるテキスト)に表示される値の小数点以下の桁数を決定します。 |
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[変化値のオプション] から [正の値の色] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフ内の変化の大きさが正の場合に使う色を指定します。 |
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[変化値のオプション] から [負の値の色] |
スパークライングラフまたはスパーク棒グラフ内の変化の大きさが負の場合に使う色を指定します。 |
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[折れ線チャートオプション] プロパティ
次の表のプロパティは、[チャートの設定] の [折れ線チャートオプション] カテゴリーにあります。
オプション |
説明 |
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[折れ線チャートオプション] から [スタイル] |
スパークライングラフの線を折れ線([プレーン])と [曲線] のどちらかに指定します。[プレーン] がデフォルトです。 |
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[折れ線チャートオプション] から [太さ] |
スパークライングラフの線を [細い](デフォルト)、[中]、[太い] のどれかに指定します。右の例は、[太い] を選択した場合のスパークライングラフです。 |
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[折れ線チャートオプション] から [エリア塗りつぶしを非表示] |
スパークライングラフ内のエリアの塗りつぶしを表示しません。右の例は、これが設定されたグラフを示しています。 |