メインコンテンツまでスキップ
waffle.svg
Domo Knowledge Base

チャートにドリルパスを追加する

Version 5

 

はじめに

カードに情報を追加した後、データセットの特定の列にフィルターを設定することで、「ドリルパス」のレイヤを追加することができます。ユーザーがチャート内のグラフ要素をクリックすると、その列の下層となるデータを表す他のビューへドリルダウンします。 このビューに更に他のドリルパスレイヤを追加することで、ユーザーはドリルダウンして追加詳細などを見ることができます。 

データの許容範囲内で、いくつでもドリルパスレイヤを作ることができます。 全てのチャートのドリルパスレイヤの「底部」は、デフォルトでは、クリックしたグラフ要素のデータを含む表になっています。 このドリルパスレイヤの「底部」まで到達するようなドリリングを防ぐことができます。 

また、1つのDataSetから他のDataSetへドリルダウンすることもできます。その場合、2つ目のDataSetは、最初のDataSetでフィルターをかけて得られたものと同じカテゴリと系列が含まれていなければなりません。 (2 つ目の DataSet は同じ値列を含む必要はありません。)例えば、2 つの DataSet で両方とも「顧客」という名前の列を含んでいる場合は、最初の DataSet を使い、「顧客」データでトップレベルのチャートを作成することができます。 その後、最初のDataSetの「顧客」列を使用したことにより、2つ目のDataSetにドリルダウンすることができます。そこで2つ目のDataSetで「顧客」列を元にフィルタにかけることで、追加詳細を見ることができます。

注記:
  • Beast Mode で作成した計算は、同じ DataSet でビューからビューへドリルすると引き継がれます。 ただし、別の DataSet へドリルすると、計算は引き継がれません。 Beast Mode に関する詳細は、Beast Mode を使ってデータを変換する を参照してください。
  • ドリルパス内では、カードに Beast Mode 計算を作成することはできません。トップレベルのカードは例外です。 ドリルパス内でカード上に作成された計算は、保存後に消えます。 
  • ファネル型グラフではドリルダウンは利用できません。

希望するシーケンスからドリルレベルを作成した場合でも、心配はいりません。ドリスパスビューでドリルレベルをクリック&ドラッグして並べ替えれば、そのカードのドリルパスは自動的に調整されます。   

ドリルレイヤーで使用されている DataSet に PDP (Personalized Data Permissions) が有効になっている場合は、そのポリシーはドリルパスでも保持されます。 例えば、「西部地域」ポリシーのメンバーであるブレットさんが、PDP が有効になっているために西部の州のデータしか閲覧することができないカードを使ってドリルパスを作成すると、作成したドリルパスには西部の州の情報しかありません。 PDP に関する詳細は、Personalized Data Permissions (PDP) を参照してください。  

このトピックでは、チャートにドリルパスレイヤを組み込む方法について説明します。 チャートで既存のドリルパスレイヤを探索する方法については、データをドリルダウンするを参照してください。

トレーニングビデオ - ドリルパスを作成する

Analyzer でドリルパスを作成する方法について学びます。 

 

注記:この製品トレーニングビデオは、Domo のお客様とクライアント様のみを対象としています。

チャートにドリルパスを追加する

チャートにドリルパスを追加する時は、DataSetにデータの新しいビューを追加します。 それ以降の各ビューは、前のビューからフィルターがかけられます。 例えば、トップレベルビューのバーに2006、2007、2008がある場合、次のレイヤダウンはそれらの行データからフィルタリングされます。

チャートにドリルパスを追加するには、

  1. KPI カードをクリックして、詳細ビューを開きます。

  2. をクリックし、ドリルパスを編集を選択します。
    「ドリルパス」というタイトルの新しいページが開きます。

  3. ビューを追加をクリックします。
    Analyzer に似たビューが開きます。 Analyzer ユーザーインターフェースに関する詳細は、Analyzer のレイアウト を参照してください。

  4. (オプション)別のDataSetを選択するには、以下を行います。

    1. DataSet 名の隣にあるをクリックします。

    2. ダイアログが開くので、ドリル先の DataSet を選択します。

      注記: 1) 新しい DataSet は、元の DataSet でフィルタリングした結果得られたものと同じカテゴリーと系列の列名を含んでいる必要があります。 列データも同じでなければなりません。ただし、2 つ目の DataSet はオリジナルの DataSet にはない追加のデータアイテムを含むことができます。 元の DataSet でフィルタリングで除外した値列は、2 つ目の DataSet に存在する必要はありません。 カテゴリー、系列、値の列の詳細については、チャートデータについてを参照してください。  2) DataSet が複数のシートを含んでおり、他のシートにあるデータに接続したい場合は、まず DataSet を再アップロードしてから、データを確認ダイアログでそのシートが選択されていることを確認してください。 この操作で、他の DataSet などに接続できる新しい DataSet が作成されます。

      DataSet に互換性がある場合は、成功したというメッセージが表示されます。それ以外の場合は、2 つ目の DataSet に存在しない列名がエラーメッセージとして表示されます。

  5. 新しいビューに使用したいグラフタイプを選択します。
    1 つのグラフタイプから、他のグラフタイプへドリルダウンすることができます。 どのグラフタイプ、チャートでも動作します。 このことにより、同じ DataSet をもとに、別のビューを作成することが可能になります。

  6. (オプション)フィルター、ソート、そして希望する場合は Beast Mode 変換を追加します。
    フィルターに関しては、チャートにフィルターを追加するを参照してください。 ソートに関する詳細は、チャートのデータをソートするを参照してください。 Beast Mode に関する詳細は、Beast Mode を使ってデータを変換する を参照してください。

  7. (オプション)希望する場合は、新しいビューのチャートの設定を編集します。
    チャートの設定に関する詳細は、チャートの設定を参照してください。

  8. 新しいビューのタイトルを入力します。
    詳細については、KPI カードの名前や説明を編集するを参照してください。

  9. DataSet の列をフィールドにドラッグして、新しいビューに情報を追加します。
    データ列を適用する方法に関する詳細は、DataSet 列をチャートに適用するを参照してください。

    注記: 新しく作成された各ドリルパスは、ドリルパスの新しい列とその「上」にある列全てをフィルタリングしている点にご注意ください。 つまり通常は、既にフィルタリングされている列をパスに追加することはできません。追加すると問題が発生します。 唯一の例外は、値列です。 ドリルパスで同じ値列を利用することはできます。実際、ほとんどのドリルパスは、それぞれのドリルパスレイヤにおいて、同じ値列を使用することが必要となっています。
  10. このビューを保存するをクリックします。
    これにより、ドリルパスの編集ビューが閉じられ、ドリルパスページに戻ります。 トップレベルページに戻り、いずれかのグラフ要素をクリックして新しいドリルパスをテストしてみると良いでしょう。 正常な場合、クリックしたグラフ要素のデータを表す新しいチャートが表示されます。

  11. (オプション)更にドリルパスレイヤを追加するには、ドリルパスページに戻り、ステップ 3 から 10 を繰り返します。

  12. (オプション)データドリルパスレイヤまで掘り進めないようにするには、 最終データビューまでのドリルを許可しないをクリックします。

既存のドリルパスを編集する

既存のドリルパスを開き、そのパスのいずれかのビューのデータを編集することができます。

既存のドリルパスを編集するには、

  1. KPI カードをクリックして、詳細ビューを開きます。

  2. をクリックし、ドリルパスを編集を選択します。
    ドリルパスページが開きます。

  3. ドリルビュー名の右にある編集をクリックします。
    ドリルパスの編集ビューが開きます。

  4. 希望通りに編集します。

  5. このビューを保存をクリックします。

ドリルパスを並べ替える

ドリルパスのレベルのシーケンスは、ドリルパスのページで変更できます。 各レベルはタイルで表されているので、単にタイルをクリック&ドラッグして、別の位置に移動させるだけです。 そうすると、カードのドリルパスは自動的に調整されます。 注記: ドリルパスの上部と下部レベルのタイルは、ドリスパスの重要な構成要素であるため移動させることはできません

ドリルパスを並べ替えるには、 

  1. KPIカードをクリックして、 詳細 ビューを開きます。 

  2. をクリックし、ドリルパスを編集を選択します。 
    ドリルパスページが開きます。 

  3. 移動したいカードにマウスポインタを合わせ、そのタイルをハイライトさせます。 

  4. タイルをドリルパスの希望する場所にドラッグします。 

データドリルパスレイヤまでのドリリングを防ぎます。

どんなチャートもドリルパスレイヤの「底部」には、デフォルトでクリックしたグラフ要素の下層データが、表として含まれています。 このドリルパスレイヤの「底部」まで到達するようなドリリングを防ぐことができます。

注記: 

  • このオプションの操作をするには、所有者であるか、「管理者」権限がなければなりません。
  • このオプションは、チャートビューでのドリルパスレイヤの「底部」への閲覧専用アクセスを制御します。 ビューでは、チャートに情報追加しているデータを表示したままになっていますが、DataSet の全データではありません。

データドリルパスレイヤのドリリングを防ぐには、

  1. KPI カードをクリックして、詳細ビューを開きます。

  2. をクリックし、ドリルパスを編集を選択します。

  3. 最終データビューまでのドリルを許可しないをクリックします。

注記: さらにカードを保護するには、所有者と管理者のみこのカードを編集できるのオプションを選択します。

ドリルパスからビューを削除する

ドリルパスを開き、そのドリルパスからビューを削除することができます。

チャートからドリルパスレイヤをはずすには、

  1. KPI カードをクリックして、詳細ビューを開きます。

  2. をクリックし、ドリルパスを編集を選択します。

  3. ドリルビュー名の右にあるはずすをクリックします。

  4. 確認のためはずすをクリックします。

例1

「WidgeSoft」という会社が、フロリダ州とジョージア州にある別の会社に製品を販売しています。 以下のスプレッドシートは、営業担当の「Jensen」、「Kohler」、「Montoya」の、1 月の 3 日間にわたる各売上について、具体的な金額と顧客を記録しています。

ここで営業チームのマネージャーが、このスプレッドシート全ての情報を KPI カード 1 枚で示せるようしたいとします。 1 つのビューで表すには情報が多すぎるため、マネージャーはドリルパスを使うことにしました。それによって、閲覧者はドリルダウンして別の情報を見ることができるようになります。 管理者は、最初のビューの指定した日付範囲に Jensen、Kohler、Montoya によって引き込まれた金額を表示するように決めます。 グラフタイプには「積上げ縦棒グラフ」を選択し、グラフを駆動させるのに「Salesperson(販売者)」、「Date(日付)」、「Amount(金額)」列を選択しました。 チャートの結果は以下のようになりました。

マネージャーはここで、チャートにドリルパスを追加で示された手順を使用し、チャートにドリルパスを実装します。 最初のドリルパスレイヤにおいて、フロリダ州とジョージア州からそれぞれいくらの売上収益が引き出されたか表示したいと考えています。 ここで、新しいビューを追加してグラフタイプにマップを選び、「Amount」列を State Value (州の値)フィールドにドラッグして、「州」列を State Name (州の名前)フィールドにドラッグします。 既に「Amount」を列に使用しましたが、値列なので再度使用が可能です。 ただしここで、「Salesperson」または「Date」を再度選択したとしたら、ドリルパスは正確に機能しません。 マネージャーは、この新しいビューを保存します。 ユーザーがチャートの 詳細 ビューを開き、2011 年 1 月 6 日の「Jensen」バーをクリックした場合、以下の新しいビューが表示されます。

このビューでは、この営業担当の 2 つの「FL」行の金額と日付が集計されています。 従って、ジョージア州の値は「12.4k」であり、スプレッドシートと同じですが、フロリダの値は「15.86k」であり、2 つの金額の合計値になっています。

そこでマネージャーは、各州の顧客が表示されるように、2 つ目のドリルパスレイヤを追加することにしました。 再びドリルパスの画面に戻り、また新しいビューを追加します。 このビューでは、「縦棒グラフ」をグラフタイプとし、「Amount」と「Customer(顧客)」の列を使って、チャートに情報を追加します。 「State」列は選択しません。その列は、既にフィルタリングされてしまっているからです。 この新しいビューを保存します。 ユーザーが詳細ビューを開き、先のように 2011 年 1 月 6 日の「Jensen」のバーをクリックし、フロリダ州をクリックすると、以下のビューが表示されます。

これは 2011 年 1 月 6 日に Jensen(トップレベルビュー)により、フロリダ州(最初のドリルパスレイヤ)での 2 件の顧客が支払った金額(2 つ目のドリルパスレイヤ)を示しています。 ユーザーが代わりにジョージア州をクリックした場合は、1 つのバーのみが表示されます。なぜなら、ジョージア州の 1 月 6 日の Jensen のデータは 1 つの行のみにしか含まれていないからです。

逆に、ユーザーが Kohler のバーに行き、1 月 8 日のトップレベルビューでドリルダウンし、ジョージア州をクリックすると、2 件の顧客を示す 2 本のバーが表示されます。

例 2

「Office Guru」が全米で事務用品を販売しているとします。 セールスマネージャーは、過去 4 年間のトップ 10 の売り上げを示す、シンプルな2列の「Top Customers(上位顧客)」チャートを作成しました。 このチャートのデータは莫大な量の DataSet から収集されたもので、以下のように表示されます。

縦棒グラフの結果は、以下のように表示されます。

マネージャーはここで、これらの顧客の詳細を表示したいと考えます。具体的には、製品の各カテゴリーとサブカテゴリーで、具体的にいくら購入しているのかということです。 この情報は、より大きな DataSet の中に存在します。 この情報を表示させるため、元の 2 列の DataSet から、このより大きく詳細な DataSet にドリルダウンすることにしました。 このより大きな DataSet の一部を、以下に示します。キーとなる列が表示されています。

この営業チームのマネージャーは、この 2 つ目の DataSet にドリルするため、最初に「Top Customers」チャートのドリルパスを編集画面を開き、ビューを追加を選択します。 ドリルパスの編集ビューで、新しい DataSet である「ordersheet.xlsl」を選択します。最初の DataSet の「Customer Name(顧客名)」というカテゴリ列が、新しい DataSet 内でも発見されたため、DataSet 間に互換性があることを示すメッセージが表示されます。 マネージャーはそこで、新しいグラフタイプに積上げ縦棒グラフを選び、Y 軸フィールドには「Sales(売上)」を、X 軸フィールドには「Product Category(製品カテゴリ)」を、系列フィールドには「Product Subcategory(製品サブカテゴリ)」を選択します。 このDataSetにはオリジナルのグラフよりもさらに多くの顧客名が含まれるため、フィルターを適用することで上位の顧客のみを表示するようにします。

注記:この時点では、たとえフィルターが設定されていたとしても、このプレビューでは DataSet の全データが表示されます。 これは、フィルターがドリルする時にのみ適用されるからです。

ここでマネージャーがこのビューを保存するをクリックすると、このビューがチャートのドリルパスに追加されます。

ユーザーが「Top Customers」チャートのバーをクリックすると、特定の製品タイプに支払われた金額が、新しいビューとして表示されます。 以下のスクリーンショットは「Karen Carlisle」という顧客のビューを示しています。

マップ間をドリリングする

米国の 州のマップや緯度経度マップで 米国内の市が表示されているものでは、同じマップにドリルダウンして「ズーム」ドリルレイヤーを作成することができます。 例えば、州ごとに数値が表示されている緯度経度マップに、同じマップをドリルレイヤーとして追加することで、国レベルのマップのどこかをクリックすると州や地域レベルにズームインし、その部分の元のデータポイントが全て表示されます。

この方法を使用して得られる結果は、マップの種類、DataSet、そして適用させる列によって異なります。

米国の 州別マップの詳細については、国別マップを参照してください。 緯度/経度マップに関する詳細は、緯度/経度マップを参照してください。