チャートのデータをソートする
カードビルダーでは、チャートのデータを並べ替えることができます。 これは、ソートしたい列をチャート左側のソートボックスにドラッグすることで行います。
ソートを追加するには、
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どの列をソートしたいか決定します。 例えば、値を降順にしたい場合は、値の列でソートします。
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ソートする列を、カテゴリー/値エリアからソートボックスまでドラッグします。
列のソートオプションを示すパネルが表示されます。
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列のデータを、昇順もしくは降順のどちらでソートるかを指定します。
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(オプション)集計メニューで、データをどのように集計するか選択します。
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適用をクリックします。
上記の手順を繰り返すことで、他のソートを追加することもできます。 ソートをはずすには、インジケータバーにマウスポインタを合わせ、をクリックします。
グラフとマップでソートする
グラフおよびマップでのソートは、グラフのタイプ、グラフを強化するのに使用されるデータ、値、カテゴリまたは系列のどちらでソートをするか、またはソートを全くしないかにより、複雑になります。
数値ベースのソート
値の列でソートをする場合は、カテゴリーはその値に基づき昇順または降順で並べ替えられます。
以下の例が示すグラフでは、カテゴリは売上の最低値から最高値へと昇順でソートられています。
ソートのダイアログで降順を選択すると、カテゴリーの順番は最高売上値から最低売上値と逆になります。
系列データを含むグラフでは、値によるソートは推奨されていません。
カテゴリベースのソート
カテゴリー列でソートをする場合は、カテゴリーはその名前に基づきアルファベットの昇順または降順で並べ替えられます。 以下の例にあるグラフでは、ユーザーはカテゴリベースの降順を選択したので、カテゴリが逆の英数字の順で表示されています。
系列ベースのソート
系列の列でソートをする場合は、系列はそれぞれのカテゴリーの中で英数字の昇順または降順で並べ替えられ、カテゴリー自体もデフォルトでは英数字の昇順で並べ替えられます。 この場合、2つめのソートを追加すると、カテゴリのデフォルトのソート作動を変更できます。 詳細は、次のセクションを参照してください。
複数のソート
グラフやマップには、複数のソートを追加することができます。 これは、カテゴリと系列データがあり、両方にデフォルトでないソートを指定したい場合に便利です。
以下の例では、カテゴリと系列データの両方が英数字の順の降順でソートられています。 この結果は、2つめのソートを使用すると可能になります。そうしない場合は、指定されなかった列はデフォルトの英数字の順の昇順になります。
円グラフでのソート
円グラフでは、スライスが自動的に最高の値から最低の値に配置されます。 デフォルトでは、ソートボックスを使用してスライスの順番を変更することはできません。 ただし、チャートの設定の並び替えされていないデータボックスをチェックすると、 ソートボックスを使用して並べ替えの順番を変更することができます。
円グラフでソートを有効にするには、
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並べ替えを有効にしたい円グラフのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、 一般にマウスポインタを合わせます。
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並び替えされていないデータにチェックを入れます。
これでソートボックスを使用して、グラフのスライスを並べ替えることができるようになります。
ファネル型グラフでのソート
他のグラフタイプと同様、通常の縦型ファネルグラフでも、ソートボックスのオプションを使用してセクションを並べ替えることができます。 しかし、ファネル型棒グラフおよび横型ファネルグラフではデフォルトのソートは変更できません。 このグラフタイプに関する詳細は、縦型ファネルを参照してください。