DataFusion を使って DataSet を結合する
はじめに
Domo では、DataFusion を使ってデータを結合するのに 2 種類の方法があります。1 つは、「列を足す」で、もう 1 つは「行を足す」です。「列を足す」では、同類の列を一致させて 2 つ以上の DataSet を結合します。 この方法では、一致する列のみ、同じヘッダーまたはデータタイプがある必要があります。 「行を足す」では、DataSet の結合は DataSet の行を結合することで行います。 この方法では、全ての列に同じヘッダーである必要があります。
トレーニングビデオ - DataFusion 概要
DataFusion を使用した DataSet の結合方法を学びます。
注記:この製品トレーニングビデオは、Domo のお客様とクライアント様のみを対象としています。
列結合方法を使用してDataSetを結合する
この方法では、2つ以上のDataSetを選択します。それぞれのDataSetは、もう一つのDataSetにある列またはデータタイプに一致する列を最低一つ含んでいる必要があります。 そして、同様の列を一致させ、全てのDataSetを一つのDataSetに結合します。 この方法は、SQLでJOIN を使用するのと同じです。
以下の例では、この方法でユーザーが2つのDataSetをアップロードし、結合しています。 「注文#」と「注文番号」の列を一致させました。2つめのDataSetは1つめの右に表示されています。
ここで更に一歩進んで、会社情報を提供するための3つめのDataSetを足すこともできます。
ユーザーは、重複した「注文番号」と「会社」の列を除外します。 最終的に結合したDataSetは以下のように表示されます。
列を足す方法で DataSet を結合するには、
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> データセンター をクリックします。
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ウインドウ上部ツールバーのMagic 変換でブレンドをクリックします。
ヒント: DataFusion エディタは、Domo のどこからでも App ツールバーのを選択し、データ > ブレンドを選択することで表示させることができます。
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(オプション)DataSetのデフォルトのタイトルを変更します。
タイトルは、カードを作成する時にDataSetを検索したり選択するのに使用します。 -
「マスター」つまり最初のDataSetを以下に従って追加します。
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DataSetを選択をクリックします。
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リストからDataSetを選択します。
全てのタイプ メニューでDataSetを選択したり、 検索フィールドでDataSetの名前を入力すると、リストに表示されるDataSetにフィルターをかけることができます。
DataSetの列の名前のリストが表示されます。
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2番目のDataSetを以下に従って追加します。
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DataSetを選択をクリックします。
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リストからDataSetを選択します。
リストに表示されるDataSetには、フィルターをかけることができます。全てのタイプのメニューでDataSetを選択するか、 全てのユーザーメニューで所有者を選択する、または検索フィールドでDataSetの名前を入力します。
DataSetの列の名前のリストが表示されます。
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(オプション)結合する別のDataSetを追加します。
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(オプション) X アイコンをクリックして、選択したDataSetを削除します。
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DataSetを結合する設定を指定します。
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DataSetからどの列が同じ値およびデータタイプを含んでいるかを判断します。
ヘルプが必要なら、各DataSetの列名のリストを参照することができます。 -
使用したいDataSetの各組み合わせに対し、一致させたい列を選択します。
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最初の フィールドを選択する メニューをクリックして、マスターのDataSetを選択してから、列を選択します。
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二つめのフィールドを選択する メニューをクリックして、2つ目のDataSetを選択してから、選択した最初の列のものと一致する数値またはデータタイプのある列を選択します。
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メニューからご希望のインクルードオプションを選択します。
オプション
説明
左の外側の結合部1つめに選択されたDataSetの全ての行を入れ、2つめに選択されたDataSetから指定したものと一致する値のフィールドがある行を足します。
内側の結合部指定された一致値のフィールドがある両方のDataSetからの行を含めます。
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(条件付き)複数のDataSetを追加した場合は、表示されるフィールドを選択するメニューのペアそれぞれに対して、一致する列の手順を繰り返します。
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クリックしてプレビューを読み込む をクリックして、DataSetをプレビューします。
一致する列が選択されたDataSet全てに正確に選択されると、このオプションが利用できます。 -
(オプション)プレビューにある列の右側にある矢印をクリックして、列にオプションを設定します。
オプション
説明
名前の変更 この列の名前を変更できます。 DataFusionを保存する前に列の名前を変更することしかできません。 保存した後、このオプションは使用できなくなります。 列を無視する
この列を結合したDataSetから除外します。
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保存するをクリックして、結合したDataSetを保存します。
データセンターの DataSet タブに新しい DataSet が追加されます。 このタブの詳細については、データセンターのレイアウトを参照してください。
行を足す方法を使用してDataSetを結合する
この方法では、列のヘッダー全てが同じである2つ以上のDataSetを選択します。 Domoは、各DataSetからの行をひとつのDataSetに結合します。 この方法は、SQLでUNION を使用するのと同じです。
以下の例では、この方法でユーザーが2つのDataSetをアップロードし、結合しています。 2つめのDataSetは、1つめの真下に追加されます。
重要: この方法で結合する DataSet は、 全て同じ列ヘッダーおよび順番になっている必要があります。 また、データタイプは一致する列の間で一致している必要があります。 例えば、1 つの DataSet からの列が DATE としてフォーマットされている場合、他の全ての DataSet の同じ列も DATE としてフォーマットされている必要があります。 可能なデータタイプは以下のとおりです。
- LONGは、小数、分数、および整数を含め、数字を数値として保存します。
- DOUBLEは、倍精度浮動小数点数値を保存します。
- STRINGは、英数字をテキストとして保存します。
- DATETIMEは、年、月、日、時、分、秒の数値を保存します。
- DATEは、年、月、日の値を保存します。
- TIMEは、時、分、秒の値を保存します。
行を結合する方法を使用してDataSetを結合するには
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> データセンター をクリックします。
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新規 DataSet メニューで、
をクリックし、DataSet を結合を選択します。
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(オプション)DataSetのデフォルトのタイトルを変更します。
タイトルは、カードを作成する時にDataSetを検索したり選択するのに使用します。 -
1番めのDataSetを以下に従って追加します。
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DataSetを選択をクリックします。
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リストからDataSetを選択します。
リストに表示されるDataSetには、フィルターをかけることができます。全てのタイプのメニューでDataSetを選択するか、 全てのユーザーメニューで所有者を選択する、または検索フィールドでDataSetの名前を入力します。
DataSetの列の名前のリストが表示されます。
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DataSet を選択をクリックし、リストから DataSet を選択し、2 つ目の DataSet を追加します。
注記: この方法で足す全ての DataSet は、同じ列ヘッダーになっている必要があります。そうでない場合、結合をプレビューして保存することができません。 -
(オプション)結合する別のDataSetを追加します。
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行を結合をクリックします。
同じ列のヘッディングがある2つのDataSetを選択すると、クリックしてプレビューを読み込む というリンクが下に表示されます。 -
クリックしてプレビューを読み込む をクリックして、DataSetをプレビューします。
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(オプション)プレビューにある列の右側にある矢印をクリックして、列にオプションを設定します。
オプション
説明
列を無視する
この列を結合したDataSetから除外します。
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保存するをクリックして、結合したDataSetを保存します。
データセンターの DataSet タブに新しい DataSet が追加されます。 このタブの詳細については、データセンターのレイアウトを参照してください。