円グラフ
円グラフは、円が円錐形のくさびに分かれているグラフで、このくさびがそれぞれグラフの割合を示しています。
円グラフの各部分は、最大のものから自動的に大きい順に時計回りに配置されます。 円グラフのデフォルトでは、他のソートオプションを選択しても機能しません。 チャートの設定の並べ替えされていないデータのボックスをチェックすると、ソートオプションを使用してデータの並び替え方法を変更することができます。
円グラフには、複数のサブタイプがあります。それらは全て同じ方法で作成され、またチャートのプロパティも同じです。 サブタイプには以下のものがあります:
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対数螺旋グラフ
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対数螺旋ドーナツグラフ
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ナイチンゲール・ローズダイアグラム
これらのチャートの説明とスクリーンショットに関しては利用可能な円グラフを参照してください。
円グラフを作成する
このタイプのグラフは、DataSetから2つのデータ列または行を必要とします。1つは各くさびの名称が格納された列または行、もう1つはくさびに対応する値が格納された数値の列または行です。 数値の列または行に含まれる数字は、その合計が100%になる必要はありません。 値、カテゴリー、系列データについては、チャートデータについてを参照してください。
Analyzer で、円グラフのデータが入っている列を選択します。 データ列を選択する方法に関しては、DataSet 列をチャートに適用するを参照してください。
Analyzer でチャートをフォーマットする方法に関しては、KPI カード作成パート 2: Analyzer を参照してください。
次の図は、典型的な列ベースのスプレッドシートのデータがどのように円グラフに変換されるかを示しています。
円グラフをカスタマイズする
チャートの設定を編集することにより、円グラフの外観をカスタマイズできます。 チャートの設定の全オプションについては、 チャートの設定リファレンスガイド を参照してください。 円グラフと円グラフのサブタイプに固有のプロパティには、次があります: サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
プロパティ |
説明 |
例 |
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一般 > 凡例に表示 |
グラフで、DataSetからの値をリテラル値として表示するか、または対応する割合として表示するかを決定します。 例えば、DataSetの値が「26」であっても、円グラフの35.9%を占有しているかもしれません。 その場合、このプロパティで値を選択すると、凡例アイテムは「26」となり、割合を選択すると、凡例アイテムは「35.9%」となります。 |
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一般> その他の前に表示する最大スライス数 |
チャートで、固有のスライスとして表示されるスライス数を決定します。チャート上のその他残りのスライスは全て、「その他」にまとめられます。 右の例では、ユーザーがその他の前の最大スライス数の値を「6」と入力したため、最初の 5 つのスライスは独立したスライスとして表示され、残りのスライスは「その他」にまとめられています。 |
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一般 > 値の書式 |
通貨記号を値に付加するかを決定します。 |
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一般 > 値(小数位) |
値の少数位の数を決定します。 |
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一般 > %値(小数位) |
値の少数位の数を決定します。 |
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一般 > 凡例に表示 |
円グラフやドーナツグラフの凡例の値を、(DataSetでのように)値として示すか、または割合として示すかを選択することができます。 |
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一般 > 円グラフのラベルを非表示にする |
円グラフの詳細ビュー内で、円グラフのスライスにラベルを表示するかを決定します。 |
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一般 > 並べ替えされていないデータ |
円グラフ上のスライスを、自動的に大きい順に並べるかを決定します。 デフォルトでは、ソートメニューで別のオプションを選択しても、並べ替え順を変更することはできません。 しかし、並べ替えされていないデータボックスをチェックすると、ソートメニューを利用して並べ替え順を変更できます。 ソートに関する詳細は、チャートのデータをソートするを参照してください。 |
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